NVIDIA株急落前に記録的な資金流入 2024年6月25日
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エヌビディア株の日次リターンの2倍を提供するNVDLには先週、記録的な7億4300万ドルの流入があった。投資家は「世界で最も重要な銘柄」とされるエヌビディア株から得られる利益の増幅を狙った。だがそのタイミングは悪かった。NVDLは18日終値から約25%下落している。
人工知能(AI)関連株ブームに乗るデイトレーダーにとって、毎週2桁のリターンを得られる賭けは他になかった。これは米半導体メーカー、エヌビディアの株価についてレバレッジを効かせたETF「グラニトシェアーズ2倍ロングNVDA・デイリーETF」を指す。記録的な資金を注ぎ込んできた個人投資家は今では、同社の約4300億ドル(約68兆6300億円)に上る時価総額消失を受け、大きな損失に直面している。
ルッツ氏は「レバレッジを効かせたNVDAのポジションを積み増すのはかなりハイリスク・ハイリターンの動きだ。株価がモメンタムとセンチメントに左右されてきたことを踏まえると、株価が最終的にいつ持ち直すかは見通しにくい」とし、「個人トレーダーはこれら商品のリスクを完全に把握するために、その構造をしっかりと理解する必要がある」と指摘した。
先週の資金流入は、デリバティブを利用してリターンを押し上げるなどするETF投資で、パフォーマンスが極端に大きく振れるリスクを浮き彫りにしている。インバース型とレバレッジ型ETFは短期間保有を前提に商品設計が行われているためデイトレーダーに人気がある。だが構造上、大きな利益確保だけでなく急激な損失拡大が生じることもあり得る。
2022年12月に設定されたNVDL(運用資産37億ドル)は昨年1億8900万ドルを集め、24年に入ってからは約18億ドルが流入している。
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エヌビディアが時価総額1兆ドル増額するのに23日かかったが、バークシャー・ハサウェイは60年間これを達成していない
NVIDIA は4 月 24 日に時価総額が 2 兆ドルをわずかに下回った後、わずか 30 営業日後には 3 兆ドルを超えました。さらに印象的なのは、先週火曜日に記録的な終値で世界最大の企業となったときに、時価総額の最後の 1 兆ドルがわずか 23 営業日で追加された。
しかし、その日中ピークからわずか 3 日間で 13% 下落し、S&P 500 ランキングで 3 位に後退した。この動きは、ポートフォリオ マネージャーが四半期末にポートフォリオを再調整したことによるもので、JPM はハイテク株の急騰を反映するため、年金基金からの売り圧力が約 500 億ドルになると試算している。先週、自社株買いのブラックアウト期間が始まったことも、状況を悪化させた。
ジム・リード氏が修辞的に問うているように、これは一息つくための小休止なのか、それとも風船から空気が抜けつつある兆候なのか。同氏は、自身のチャートブックはAIを信じていることを示唆しているが、過去1か月間、米国市場では過剰な熱狂の兆候が見られたと答えている。ペニー株の取引は急上昇し、メガキャップ成長株とテクノロジー株のネットコールオプションは6月に爆発的に増加した。
これに加え、ポジショニングや自社株買い禁止期間への移行により、DBストラテジストは「一休み」の可能性が高いと示唆している。
エヌビディアが下げて、同社の時価総額が約4300億ドル消失する中、強気相場の原動力となってきたテクノロジー株が上昇一服の時期を迎えたとの観測が強まった。
エヌビディアは3営業日続落。最高値を更新した後の3日間の下落率は13%と、調整局面入りの目安である10%を超えた。同社の株式は向こう1年の売上高見通しに基づく株価売上高倍率(PSR)が23倍と、S&P500種株価指数構成銘柄で最も割高となっていた。ナスダックも7営業日連続上昇でで過去最高値記録から3日続落へ。
調査によれば、回答者の4分の1余りは今後1カ月に株式の保有を減らす計画だ。保有を増やすと見込む回答者は19%で、潜在的な売り手と買い手の差は昨年10月以来の最大となっている。
テクノロジーセクターが夏季全体で好調に推移するにせよ、同セクターの下落は間違いなく起こり得る」と同氏。「2024年後半のAI関連事象を巡り、最も強気なシナリオに同意するにしても、一直線に動く業種はない。
26日に発表されるマイクロン・テクノロジーの決算が鍵になり得るとの見方だ。
@zerohedge 午前0:05 · 2024年6月25日
ゴールドマンがトランプ勝利でAI/テクノロジーバブルが崩壊する理由を説明
@yurumazu 午後3:28 · 2024年6月21日
今日の米株はトリプルウィッチングです。つまり、個別株オプション、指数オプションと指数先物の四半期の期限切れ。期限が切れるオプションの総額は5兆ドル。NVIDIAはコールオプションの大量買いによるガンマスクイーズで高騰していたので明日以降の動きは気になります
案の定オプションが切れたら下げ出しました。2025.06.25
加熱するLLM開発競争に冷や水、オープンモデルの組み合わせだけでGPT-4o越えの事実
昨日発表されたKarakuri社のLLM、「KARAKURI LM 8x7B Instruct v0.1」は、非常に高性能な日本語LLMだ。Karakuri社は今年の一月にも非常に高性能な70Bモデルを引っ提げて業界に旋風を巻き起こした。この最新のLLNは、日本語向けオープンLLMとしては初の「命令実行」チューニングを施されている。それだけでなく、RAGと呼ばれる、複数の知識を組み合わせてより正解に近い答えを導く技術や、Function Callingという、LLMが必要に応じて足りない知識や計算を補うために外部に対して情報収集命令を発行して能動的に情報を集めるといった機能が搭載されている。
特筆すべきことは、Karakuriの日本語最高性能を誇るLLMの開発にかかった計算費が、たったの75万円だと公表されていることである。750万円の間違いかもしれない(実際、1月に発表した70Bモデルは1000万程度という話だった)が、それにしても圧倒的な低コストだ。NVIDIAのGPU、H100は今500万円以上する。
ではどうしてKarakuriはこんな低予算で日本語最高性能のエージェントLLMを作ることができたのか。それはNVIDIAのGPUを使っていないからだ。
Karakuriが使用するのはAmazonが開発したAI学習専用チップ Trainium(トレイニウム)である。
おそろしくマイナーなチップで知る人は少ないが、Trainium用の学習ソフトウェアパッケージはAmazonが公開しており、Karakuri社のブログでも詳細に「LLMの作り方のレシピ」が公開されている。