鉄鉱石先物が下落、1トン=100ドル割れ 2024年11月12日
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鉄鉱石先物は12日のシンガポール市場で下落。1トン=100ドルを割り込み、今月の最安値を更新した。中国の成長支援策が投資家の期待を下回ったことや、鉱山会社の操業拡大が続いたことが響いた。
鉄鉱石は今年、価格が25%強下落と、最もパフォーマンスが低い主要コモディティーの一つとなっている。中国政府は景気悪化の阻止と、長期化する不動産危機の収拾に取り組んでいるものの、中国経済は減速している。
一方、大手鉱山会社は鉄鉱石生産を増やしており、中国の港湾在庫はこの時期としては過去最高水準となっている。
鉄鉱石先物はシンガポール時間午後1時35分(日本時間同2時35分)時点で0.7%安の100ドルで推移している。一時99.90ドルを付けた。中国では、大連で人民元建ての鉄鉱石先物相場が下落し、上海では鉄鋼先物が値下がりした。
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銅価格も弱い