米国の国債増発で株高状態は限界に 2025年7月28日
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https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20250805/se1/00m/020/019000c #市岡繁男
シカゴ連銀の金融環境指数は105種の金融活動指標を加重平均したものだ。同データによると、いま全米の金融は、FRBが、コロナ禍後、最初の利上げを行った2022年3月よりも緩和的であり、そんな状態が、もう1年半以上も続いている。そして、同指数に連動する形で株価も上昇してきた。
この間、FRBは11回も利上げを実施すると同時に、量的引き締め(QT)も行い、インフレ要因となるマネーの縮小に努めてきた。それなのに超緩和状態が続いているのは、政府による国債、なかでも短期国債(T-Bill)の増発が原因だ。
米国では、短期国債は金融先物取引の担保として認められ、レバレッジを利かせるこ…
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