録画サーバーをBeelink EQ12に更新した
4年振りの更新
更新した理由
Raspberry Pi 4だとCPUアーキテクチャがarmv7でDocker使うのが大変
特にMySQLで公式イメージが使えないがキツい
EPGStationをDocker化する時にここに引っ掛かって結局移行してなかった
Dockerのビルドがめちゃくちゃ遅い
ストレージがSDカードなので長期間使用にはあまり向いていない
N100のミニPCが比較的安い値段で買えるようになってラズパイを積極的に選ぶ理由が薄くなった
Amazon.co.jp で実質3万円切るくらいの価格のタイミングで買った
スペック
CPU
Celeron N
RAM
DDR5 16GB
32GBまで増やせるらしい
ストレージ
SSD 500GB
有線LAN
2.5Gbps 2ポート
USB
USB Standard-A 3.2 2ポート
USB Type-C 1ポート
HDMI
2ポート
サーバー用途だと色々不便だけど妥協
HDMIとか2ポートも要らない
USB Standard-Aはもう1ポートくらい欲しい
他の候補
ほぼ同じスペックでメモリがDDR4
こっちの方が安い
セットアップ
基本的にはラズパイ向けに昔書いた内容をそのまま使った
1. Ubuntu Serverのインストール
escでBIOS入れたはず
選択肢をいい感じに選んでインストールする
2. 諸々のセットアップ
SSHとかの基本的なセットアップは省略
1. 片方のLANポートのoptional化
LANポートが2つある関係で,1つしか使わない場合でも2つがアクティブになるまで待機してしまう
何も設定しないと起動時にタイムアウトの120秒待つことになる
片方だけ使う場合は使わない方をoptionalにする
/etc/netplan/以下のファイルを編集して使わないポートをoptionalにする
HDMI寄りの方が1だった (環境によって変わるのかは分からない)
code:yaml
network:
ethernets:
enp1s0:
dhcp4: true
enp2s0:
dhcp4: true
optional: true # 追加
完了したらapply
$ sudo netplan apply
再起動してみると120秒待たずに起動できるはず
2. LVMの拡張
デフォルトだと容量が少なくてすぐに枯渇するので拡張しておく
dfで容量見ると少なく割当たってるはず
$ df -h
自分の環境だと98GBになってた
1. lvextend で最大まで拡張する
$ sudo lvextend -l +100%FREE /dev/ubuntu-vg/ubuntu-lv
2. resize2fs で反映させる
$ sudo resize2fs /dev/ubuntu-vg/ubuntu-lv
3. ログの設定
放置するとログファイルが膨大になるのでローテーションさせる
/etc/logrotate.confと/etc/logrotate.d/rsyslogを編集
dailyに変更してrotateも適当な値に変更
restartして適用