概念によるポジショニング試論: 流れ、中心、そして集団
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ポジショニングには、大まかに3つのやり方があると考えている。
それが流れ、中心、集団の3つだ。
流れ: 基本のポジショニング
自分自身の文脈の流れを数珠繋ぎで繋いでいくようなものだ。
研究においては基本的に過去の文脈から自分の研究を位置付けるためこれが基本のポジショニングになる。
中心: プラットフォームとしての中心概念
複数の概念に共通する概念を提案することで、多くの人たちが関わる概念を提案することで必然的に多くの人たちが興味を持つフックを持つことができる。
集団: 概念エコシステムを作るクラスター
自分ひとりの中にさまざまな観点を複数の分野に足掛けをして、周囲の仲間や関連する活動と連携しながら共通の概念群(エコシステム)を作る。
スケーラブル戦略: 最初は「流れ」に乗って信頼を得たうえで、「中心」によってジャンプを図る。
エコシステム拡張: 「集団」的アプローチで他者を巻き込むことで、持続可能な知的インフラが構築できる。
応用編
基本的には、流れと中心の二つを使いながら自分の認知と成果を拡大させていく。
これにより大抵の場合は自分を中心として人脈のエコシステムが生まれることになる。
これらをメタ認知して、動的、時間的に展開させていくことが重要になる。
スキルのポートフォリオをどのレベルで持つのか
スキル構築には時間がかかるため、何に時間投資をするのかを考える必要がある。
そのため、あれもこれもと手を出しすぎると中途半端なスキルとなり全く優位性がないものとなりうる。
それであれば、他人の力を借りたり、お金を払ってやるなど検討しても良い。