短歌を詠まずに短歌を読む
#うたの日 が流行ってますね。わたしも妻に誘われて2度ほど投稿してみました。そしてあっという間に挫折しました。 ちょっとしたことを詠んで身近なひとにお披露目する。「うたの日」への投稿は、これとは趣が違います。他者の評価が数値化される。数値が溜まると昇級する。文芸がゲーミフィケーションされる。この仕掛けはあまりにも見事です。すぐにのめり込みかけて、怖くなって投稿をやめてしまいました。 その後も妻は投稿を続けています。まいにち試行錯誤して、落ち込んだり喜んだりしています。妻に限らず、自分自身を評価の場にさらけだして切磋琢磨しているひとはみな素晴らしいとおもいます。そうしたひとたちの短歌をもっとじっくり読みたいです。
先日、町田の57577展で秋山智憲さんが伊藤紺さんの短歌を推していて、「あ、これはいいな」と感じました。とても気持ちがよかったです。わたしが短歌を詠むのはせいぜい妻の誕生日くらいだろうけど、もっと短歌を読んで推していきたいです。短歌の本や歌集も読んでみましたが、これまで感じたことのないおもしろさがたくさんありました( 読んだ本リスト)。もっともっと読んでみたいです。 そんなわけで、読んで推したくなった短歌を載せていきます。もっと短歌を楽しめますように。