蜜蜂と遠雷
文庫で上下巻なので、読むのに気合がいりそうだと積読してた。
実際はページ当たりのスペースがかなり広く、表現もやさしくてさらっと読める。
(小中学生がターゲットなのかな?と物足りない気がしないでもない)
ビジュアル表現に重きが置かれていて、マンガを読んでいるようだった。
徹底的にアクシデントを発生させない、読者をびっくりさせないストーリーが良かった。
ハラハラドキドキの展開だと、この感じは出せなかったと思う。
いい意味で、もはやコンクールの結果はどうでもいいや、という感じ。
近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。自宅に楽器を持たない少年・風間塵16歳。かつて天才少女としてデビューしながら突然の母の死以来、弾けなくなった栄伝亜夜20歳。楽器店勤務のサラリーマン・高島明石28歳。完璧な技術と音楽性の優勝候補マサル19歳。天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。その火蓋が切られた。
https://gyazo.com/3598f52abf79d9b14bc798fcee203aca
原作はボリュームあるけど、削るところがないので、凝縮するのは難しい。
映画『蜜蜂と遠雷』予告【10月4日(金)公開】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=b9z6NcS5Wwc