クレメンス・J・ゼッツ
1982年オーストリア、グラーツ市生まれ。グラーツ大学では数学とドイツ文学を専攻。在学中より文学活動をはじめ、2007年に小説『息子らと惑星たち』でデビュー。2011年ライプツィヒ・ブックフェア賞、2019年ベルリン文学賞、2020年クライスト賞など数々の主要な文学賞を受賞。小説や短篇集、詩集のほか、演劇や映画の脚本、英米文学、エスペラント語文学の翻訳など多方面で活躍している。