DISTANCE.zine 02 AIは生命に近づくか
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テッド・チャン
SFの醍醐味は哲学的な考えに物語性を与え、より身に迫った思考実験を提案できるところにあります。
哲学者の提案する思考実験は、非常に抽象的なものになりがちです。そのため、専門家以外には「どうしてそんなことを考えなければならないのか」を理解するのが難しいことがあります。SFは人々が哲学的問題に関心を持つきっかけを与えることができます。抜き差しならない状況を設定することで、哲学的な問題に対する解答が自分と無関係ではないのだと読者に感じてもらえるのです。
ウェブメディア「DISTANCE.media」から、ZINEを2冊同時刊行。名付けて、「DISTANCE.zine」。 02は、SF作家テッド・チャンのインタビューと、神経科学者アニル・セスとの対談を中心に、哲学者の下西風澄、基礎生命論研究の郡司ペギオ幸夫、生命誌研究の中村桂子のレクチャーなどを収録。AIと生命、そして二つをめぐる倫理について探ります。 【 DISTANCE.mediaとは? 】 DISTANCE.mediaは、人/自然/テクノロジーのあいだの新たな距離とコミュニケーションを考えるメディアです。 「遠くを見るメディア」というコンセプトのもと、タイムラインを流れる情報に、たえまなく注意を奪われる今をすこし離れ、遠くを見晴らす、新しい場となることをめざします。 https://gyazo.com/c3b4fa2ecc61707b096e923a45e84fbf