血の轍
毒親の話と聞いて想像していた内容よりも100万倍やばい作品だった。 途中まで違和感を小出しにしていて、このまま徐々に狂っていく感じなのかと思ったら、1巻の終盤で急転直下。
9巻まで一気読みした。
線画風のタッチとか、セリフのないシーンとか、静一視点の母親のビジュアル表現とか、もう怖すぎる。
ストーリーだけではなくてビジュアルで狂気や恐怖を表現する著者。
「轍」なので母親の過去が関係してくるのは予想できたのだけど、押見修造作品を思い返すと、この轍が将来も続く可能性もあり得るのか。 先が楽しみ。
(9巻時点)
もうどうなるかわからん。
一区切り着いたので、そろそろ置いといていいかな。
「惡の華」「ハピネス」「ぼくは麻理のなか」「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」など、傑作を次々と世に送り出してきた鬼才・押見修造氏が、ついに辿り着いたテーマ「毒親」!
母・静子からたっぷりの愛情を注がれ、平穏な日常を送る中学二年生の長部静一。しかし、ある夏の日、その穏やかな家庭は激変する。母・静子によって。狂瀾の奈落へと!
読む者の目を釘付けにせずにはおけない、渾身の最新作!!
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