禍
小田雅久仁 (著)
#読了 #2025 #202509
★★★★☆
前半が好きだった
文章が良い
小気味良い表現を乱打してくる
#小説 #Kindle #ホラー
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セカイの底を、覗いてみたくないか?
孤高の物語作家が放つ、中毒不可避の悪魔的絶品集。
「俺はここにいると言ってるんだ。いないことになんかできねえよ」。恋人の百合子が失踪した。彼女が住むアパートを訪れた私は、〈隣人〉を名乗る男と遭遇する。そこで語られる、奇妙な話の数々。果たして、男が目撃した秘技〈耳もぐり〉とは、一体 (「耳もぐり」)。「壊れかけた人生」を生きてきた女は、10万円の報酬金に目が眩み、とある宗教団体が執りおこなう〈髪譲りの儀〉にサクラとして参加する。身の毛もよだつ悪夢が待っているとも知らず(「髪禍」)。ほか、アナタの臓腑を搔き乱し、骨の髄まで侵蝕する、小説という名の七の熱塊。前作『残月記』で2022年本屋大賞ノミネート、第43回吉川英治文学新人賞&第43回日本SF大賞のW受賞を果たした著者による、恐怖と驚愕の到達点を見よ!
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