祝祭と予感
マンガの連載が終わった後のスピンオフ的な。
登場人物が魅力的だったから。
それでも、かなりあっさり描かれているのが良かった。
各所に寄稿されたエッセイも掲載されている。
やっぱり音楽的なバックボーンがないと書けないよなと思った。
コンクール入賞者ツアーのはざま、亜夜とマサルとなぜか塵が二人の恩師・綿貫先生の墓参りをする「祝祭と掃苔」。菱沼が課題曲「春と修羅」を作曲するきっかけとなった忘れ得ぬ教え子への追憶「袈裟と鞦韆」。幼い塵と巨匠ホフマンの永遠のような出会い「伝説と予感」ほか全6編。最終ページから読む特別オマケ音楽エッセイ集「響きと灯り」付き。
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