materialbook4
06/29
Salt and Sanctuary というゲームをしていた。本当に良いゲームで、一日3時間はやってしまう。銃を手に入れたので遠距離でぶち殺すのも可能。楽しい。ただ、地形ダメージがあるボスはダメだよ……地形で即死させるタイプのやつはパズルゲームみたいだから……
紅茶を飲むと作業のスイッチが入る。
一度LIVE2Dに集中すると、ずっとやりたくなってしまうね。
作業記録
・LIVE2D
物理演算終わらせた。本当は3日前にできてる予定だったんだけどな……
鑑賞記録
・特にナシ
今日はここまで。
06/30
ボイチェンの話
対人不安、特に尊敬している人に対する不安
07/01
サボった
07/02
【ざっくり予定している内容】
Ⅰ.モチベーション≒やる気
やる気
- なにかやるぞ~~って気持ち?やりたいって気持ち?
- 学術的には "やる気" なんて存在しない……が、似たようなものはある
モチベーション
- 人がなにかする際の動機づけや目的意識
動機づけ(motivation)
- 何かをする理由や仕組み
つまり……動機づけについての知識はモチベーション維持に使える≒やる気アップに使えるのでは?
Ⅱ. 内/外発的動機づけ
昔は外部からの報酬による動機の研究しかなかった。(動因低減説)
しかし、心理学者デシは、はっきりした外的報酬がなくても動機が出る場合に注目しました。
これを内発的動機づけと名付け、対して外部からの報酬による動機を外発的動機づけと呼びました。
現在、動機づけ(モチベーション)は、ざっくり分けて3種類ある
0.生理的動機づけ
お腹空いた、ご飯食べたい。
生きるためにする基本的な活動意欲。ここでは『本能的なやつ』って解釈でOK。
1.内発的動機づけ
やりたいからやる!という活動意欲
活動そのものを楽しんだり、当たり前だと思ってやること
2.外発的動機づけ
お金のため、怒られないため、褒められるためにする活動意欲
→何かしらの報酬のためにするもの
Ⅲ.動機づけによる成果の差
内発的動機づけによる活動は、外発的動機づけによる活動よりも、楽しく、質が高く、持続すると言われています。
EX.ソマパズルの実験(1971 デシ,レッパー)
1.大学生を被験者とする
2.実験室に被験者を集め、内発的動機づけを促す対象であるソマパズルを渡す
3.被験者をAグループとBグループに分ける
4.第1セッション:被験者全員にパズルを解かせる
5.第2セッション:Aグループには「パズルを解くごとに1ドルを報酬として与える。」と告げ、実際に、パズルを解いた被験者に報酬を与える(Bグループには何も告げず、報酬も与えない)
6.第3セッション:AグループとBグループの被験者全員にパズルを解かせる(いずれにも報酬は与えない)
最初の2問が終わったら「実験室内のパズルや書籍を自由にしていいよ」と言い残して退室。
離席後の8分間に被験者がどれくらいソマパズルに取り組むかを観察した。
Q.AグループとBグループ、どっちがよりパズルに取り組んだ?
実験の結果、Bグループ(無報酬)がソマパズルに触れる時間は変わらなかった(離席後も同じようにやってた)が、
Aグループ(報酬あり)は、セッションを経るに連れて触れる時間が短くなった。(あまりパズルを解かなくなった)
コラム
アンダーマイニング効果:内発的動機づけによる行動に外発的動機づけがなされることにより、モチベーションが低減する現象(自ら好んで取り組んでいる行動に外部から報酬などが与えられることにより、自発的なやる気が失われる現象)
Ⅳ.内発的動機づけのメリット
1.行動が持続しやすい
内発的動機づけによる行動は、自己決定した目標を達成するための行動です。
そのため、行動へのモチベーションが維持されやすく、行動も持続されやすいという特徴があります。
2.創造性や柔軟性が必要なことを達成しやすい
高い壁にあたってもモチベーションが低下しづらく、熱心に取り込める
3.自己成長を促す
「これができるようになりたい」と目標を持ち、その達成に向かって行動するので結果的に自ずと成長していく。
デメリット
1.外部から内発的動機づけを促すのが難しい
適度な言語的報酬はまあまあ良い。毎回必ず褒めるのはNG。ランダム性が良い。
Ⅴ. 内発的動機づけのもと
1. 有能感(自己効力感):その活動を通して有能感が味わえるのが楽しい。
2. 自己決定感:自分自身で決定して動かしていることが楽しい。
(3.対人交流:活動を通して人と話すことが楽しい)
Ⅵ. やる気を維持するためには?
物質的な報酬ではなく、自分でここからここまでやるってのを決めると良い。
有能感を得るために自分のことを褒めまくるのが良い。
成果物をきっかけに交流を持ったりするとなお良い。
エドワード・L.デシ(1999)『人を伸ばす力―内発と自律のすすめ』桜井茂男訳,新曜社.
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