心理学関係の入門書籍紹介
○社会心理学
最初の教科書としてめちゃくちゃ優秀です。
薄くて密度が高くて読みやすい!社会心理学を学ぶにあたって持っていると安心です。
○認知心理学
歴史から脳科学を含めた幅広い範囲を網羅できます。
少々読みづらいかもしれませんが、内容は確かです。
○発達心理学
入門書としてとてもわかりやすいです。
大学講義の教科書などに使われることが多いそうです。
現代心理学入門〈2〉発達心理学 無藤 隆
○進化心理学
進化心理学って何?というところから解説してくださいます。
もう少し踏み入って学びたい人向けです。
○実験心理学
心理学を本格的に学ぶには、実験の方法を学ぶ必要があります。
実験に当たりどのような手続きが必要なのかを知るのに持ってこいな一冊です。
○臨床心理学
☆認知行動療法(CBT)
認知行動療法に興味がある方向け 伊藤絵美氏の本はめちゃくちゃわかりやすいのでオススメです
認知療法・認知行動療法カウンセリング初級ワークショップ―CBTカウンセリング(2005,伊藤絵美)
もっと深く、本格的に認知行動療法を学ぶのに必要です。
とても分厚い本で専門用語も多いので、初心者向きではありません。
ジュディス・S・ベック(2015)『認知行動療法実践ガイド:基礎から応用まで 第2版 -ジュディス・ベックの認知行動療法テキスト‐』星和書店
☆精神医学関連
臨床心理学と精神医学は密接な分野であるため、並行して学ぶことをお勧めします。
精神医学を比較的わかりやすく紐解いた本です。
西丸四方,西丸甫夫(2006)『精神医学入門』南山堂
一冊持っておくと索引が簡単にできて便利な本です。
精神保健福祉士向けなので、比較的読みやすく手元においておくと安心です。
精神保健福祉士養成セミナー編集委員会(2017)『精神保健福祉士養成セミナー 1 精神医学』へるす出版
◇おすすめのワークブック
臨床心理を学ぶ上で、クライエントの視点に立つことはとても大切です。
一人で認知行動療法を実践するとき、どのような過程を経るのかを知るのに一冊読んでおくと良いです。
もちろんワークブックなので、自分で不安解消を実践したい人向けでもあります。
図も多く、めちゃくちゃわかりやすいです。
第3世代の認知行動療法である「マインドフルネス」「ACT」を学ぶのに便利な書籍です。
ジョン P.フォーサイス(2012)『不安・恐れ・心配から自由になるマインドフルネス・ワークブック―豊かな人生を築くためのアクセプタンス&コミットメント・セラピー』明石書店
○うつ傾向のある人向けの自己啓発書
専門的な知識は含まれていませんが、読みやすいです。
加藤諦三氏の本がとてもわかりやすいです。
自分に気づく心理学(加藤諦三, 2006)