王
古代の王は、一生、つまり死ぬまで、王であり続ける。終身制。 亡くなったら、次に継げる。
生きているかぎり、王を変えられない。
臣下による王殺しは、一部による陰謀ではなく、衆人合意の上の王の交代を意味している場合もある。
若い王を立て前王がその後見人になるのは、王の終身制を用いたまま、安定した王位継承を行うアイデアである。 世代間で対立した場合は大きな問題が生じる。
王位継承は、王位を巡る争いを避けるために、自然と直系継承になっていく。
候補者が複数いると王位継承の争い生じる。
能力主義では複数の候補者が生まれる。能力よりも血筋が選ばれる。 政治を行う能力不足、王が幼すぎる問題がでてくる。
政治の代行者が必要になる。
後見人。丞相。摂政。関白。の誕生。
王は権威になり、為政者は別になる。天皇制の安定の理由。
誰が王になっても下にとっては変わらないのであればこの形に落ち着く。
もしくは、王はどんな王でも最後にはこの形(お飾り)に落ち着く、のか?
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