物語の文章の構造
文章の構成要素
会話
動作(の描写)
描写
説明
嫌われる文章
停滞
描写が長い
説明が多い
好まれる文章
会話による進行
人は人にしか興味がない
説明の問題点と改善策
会話、動作、描写で構成し体験させているのにさらにそれの状況を説明しようとすることは避ける 説明が構成と体験を変えるのなら有り
説明されているものが視点であり、ストーリーは今そこを流れているという意識を忘れない
説明のほうが描写よりも作者の考え的。強引さを感じさせる恐れかある
説明は現実味が欠ける
別に描いた解説の絵に似ている。この、別に描いた感が重要。読者をいったんストーリーから引き離してしまう
そのため臨場感がない。今起こっていることを書いていても臨場感を失う
その場の状況を説明するだけの説明は書かない。それをもとにいま書いているのだから、それ以上の状況説明は無駄になってしまう
すべての説明は人物や事物の変化(演技と描写)に変換できる。なぜなら人物や事物から抽出した概念が説明だから。
描写の問題点と改善策
全体とパランスよく調和し、文章の緩急になっていれば良い
それ自体に意味を持たされば良い
変化していけば良い。停滞を避ける
描写されているものが視点であり、ストーリーは今そこを流れている意識というを忘れない
描写は視覚的想像を読者に要求する
現在の小説では、描写は視覚描写がほとんどであるため
描写の未開拓地はある
------その他------
先に現れる、後に現れる。文章の順番の効果
後が結論になる
それが描写、会話だとしても
次に来るなにか(結論)を裏切らない
内容で裏切ってもいいが(意表を突く)、結論が無いのは不満をもたらす
読者を誘導しているのは作者なのだから読者の予想を裏切ることには注意する。読者への裏切りは誘導の放棄であり読者を拒否することに等しい
意外な展開はこれを踏まえて行わないと読者をがっかりさせるだけになってしまう
具体と抽象
具体的な表現は描写に近くなる。
抽象的な表現は説明に近くなる
抽象的な表現だと劇的な効果を出すのは難しい
抽象的な表現では感情移入しづらい
著述・描写の法則
現実の物理に忠実であるか、心理に忠実であるか、説明に忠実であるか、描写に忠実であるか、会話に忠実であるか。
複数の法則に支配されている
いらないもの
どの部分も、物語・作品全体に完全に埋没していること。独立していてはいけない
削除すべきはそこであって、文章をとにかく短くすることではない。ものによっては長くしなければいけないこともあるだろう
主観と客観
小説においての客観は「作者の主観」である
ただし読者に共有されなければいけない
作者の考え(イデオロギー)は維持されている
主観の動作は描写が後追いになりがち(説明っぽい)
説明を入れたいなら主観にする
客観描写された人物には感情移入しづらい
誰が喋っているセリフなのか
つまり、セリフのタグ付け
と言った。と話した。と叫んだ。などをセリフの後に付属する
セリフの中で次の人に呼びかける
誰かの動作の文章をセリフの前後に付属する
セリフの前に置く場合は、セリフの理由付けになっているとタグとの接着が良く、描かれている人のセリフだと認識される。
セリフにその人ではない要素が含まれていれば違う人だと認識される。
あきらかにその人ではないセリフ。その人について言及している。など
セリフが短く、すぐ次のタグとなる文章なら、その人ではないと思わせるすることもできる
説明ぽくなるデメリットがある
セリフの後に置く場合は、演技としてつながる。余韻。間。セリフが先行しているためタグとしては弱い。
セリフの一般法則
「A」
Bは言った。
「C」
のとき、BはCに接続する。
Cを無くす、"とBは言った"、"Bはそう言った" の形にするとAに接続する。
曖昧さと緻密さ
曖昧な描写は物語が進行しやすい
緻密な描写は物語の進行がそこで停まる。
逆に、停めることができるということでもある