2012年Freeモナドブーム
Twitterの日本語のHaskellコミュニティにおいて発生した、Freeモナドの大流行。
事の発端となったのはこのツイートと思われる。
https://twitter.com/halcat0x15a/status/253984147297681408
Freeモナドやばい、悟りを開いた気分だわ。
どういうわけか瞬く間にバズり、アーリーアダプターたちを熱狂させた。
https://twitter.com/tanakh/status/254512595313246208
RTされた数だけFreeモナドの解説記事書く
https://twitter.com/fumieval/status/256963193790935040
Freeモナド最高~✌('ω’)
https://twitter.com/eed3si9n_ja/status/254022048937017344
悟り宣言出たし僕もやっぱり Free モナドの勉強しておくかな
今まで作るのが難しかったとされていたモナドが、自動導出可能なFunctorによって簡単に作れるというインパクトの影響が流行の理由かもしれない。
約一月の間にFreeモナドに関しておびただしい数の記事が書かれた。一つのモナドに関してこれほどの数の解説が執筆されるのは珍しい(なお、tanakh氏は195件執筆するはずだが、今のところ0件しか書かれていないようだ)。
Freeモナドって何なのさっ!? - capriccioso String Creating(Object something){ return My.Expression(something); }
型クラスとモナドと Free モナド - あどけない話
そろそろFreeモナドに関して一言いっとくか - モナドとわたしとコモナド
Freeモナド in Scala - ( ꒪⌓꒪) ゆるよろ日記
Freeモナド実用の旅(1): ループからのBreak - モナドとわたしとコモナド
Freeモナド実用の旅(2): Gotoモナド
Freeモナド実用の旅(3): TimeMachineモナド
PerlによるFreeモナドの実装 - 北海道苫小牧市出身の初老PGが書くブログ
その後もFreeモナドを応用したゲームライブラリ、free-gameが開発されるなど熱は冷めない。Functorの制約を無くしたOperational(Freeモナドの一種である)の登場もありブームは一年近く続いた。
Freeモナドを超えた!?operationalモナドを使ってみよう - モナドとわたしとコモナド
YonedaとCoYoneda、そしてFunctor - capriccioso String Creating(Object something){ return My.Expression(something); }
#ネタ #歴史的な出来事