基本とクラシックのナーフについて
2019-05-23
ここ2年ほど続いてるクラシックナーフの流れについて。
ハストドンでちょい話題になってたので考えてみる。
クラシックの使用率はこれまでが高すぎたと思う
新弾のカードがクラシックより弱くて(強いデッキ組もうとしたら)使えないってのはつまらん
じゃあクラシックそのままで拡張を強くすれば面白いのかっていうと、そうでもないってマンモス年で学んだ
基本とクラシックの役割
そもそもなんであるの?っていう。
TCGとしては珍しい仕組み(だった
シンプルなテキストでハースの基本と各クラスの特徴を定義してそれを学習させるのがメイン
+α としていつ復帰してもとっかかりある状態にするためのものだと認識してる
だからクラシックが弱くて全然使えないっていう状態もダメ
少なくとも去年みたいなクラシックの採用率が全拡張中1番って状況は不健全
メタとしてはもちろん商売的にも
1ユーザーにとっては関係ないけど長く遊びたいので儲けてほしい気持ちはある。
強いクラシックがあるほど(壊れたデッキを産まないためにも)拡張のデザインは制限されて、使われるカードが変わらなくなる。
ユーザーに新鮮で楽しい体験をさせるためには
拡張や調整がある度にこれまでと違うカードを使い、使われるってのが理想
「完全な」引きゲーにしないためにも1枚1枚のカードパワーはある程度抑える必要がある
とは言え毎回全く新しいのではなくお馴染みの動きもあった方が親しまれる
人間は「すこし」新しいものを好む
新たなキーワード能力やカードの種類を増やすことでそれを果たしている
しかし複雑にしすぎてもユーザーは離れる
MTGやゲームデザイナーの記事読むとよく分かる
その上で毎回違うことをしないといけないので調整は年々難しくなる
極端なインフレもダメ、複雑化もダメ、調整は年々難しくなる。なのに新しい体験をさせて楽しいと思わせないといけない。→ デザインの制限を緩くするためにクラシックを変えようって流れはしょうがないかなと。
例えばマナワームをナーフしたからこそマナサイクロンや魔術のタネ、凍結光線が刷れたんだろうし、今回で言ったら段取りをナーフしたことで強力な3コスの呪文が刷られる可能性がでてきた 。的な。
クラシックは長く使うカードだし愛着も湧くから、(マナワームみたいに)どのデッキにも採用されなくなるようなナーフはなるべくしてほしくないけど、段取りとか呪術みたいな形でパワーを落とすことは長期的に環境の健全性を保ちつつ新鮮さをもたせるためにはいいことだと思ってる。
獣の相棒、ノースシャイア、リロイなんかは好きな人多いだろうしナーフしたら非難あるだろうけどデザインの幅は相当広がるんじゃないかな。繁茂や段取りをナーフした開発陣なので使用率の高い基本・クラシックで挙がってるカードはナーフだったり殿堂入りされてくと思う。(もちろんクラシックの仕組みを変えないのであれば、という前提があれば)