smashgg 現場の知恵
プレイヤーの追加
大会運営側でプレイヤーを追加したいときがたまにある。そのためのtips。
smashggにプレイヤー検索機能があるので、それを使う。しかし、同名プレイヤーが区別しずらい問題がある。
MkLeoを追加したくて検索した例。MkLeoがたくさん出てくる… しかし、この場合は、本家(?)MkLeoのsmashggアカウントに色々な情報が紐づけられているので一番上だと分かる。
https://gyazo.com/ec09f31e01fc87ef88d7579110488255
Bobさんを追加する例。「Bob」で検索すると同名プレイヤーが多すぎて「どのBob?」となる。
https://gyazo.com/bf5ce00ff5ae53fbb2c36f7f713adc48
解決策
メールアドレスで検索する
メールアドレスでの検索であれば1プレイヤーに絞られるので、メールアドレスを知っていれば最強のやり方
ただし、メールアドレスだと部分的な検索ができない
定期的に参加者にTwitter連携等を促す
あくまで予防。これを見た人も連携しておこう。
トーナメント公開後のキャンセル
トーナメント公開から大会当日の間にキャンセルが来ることがある(むしろトーナメントが公開されたのを見てキャンセルを思い出す人が多い)。どうするか。
絶対的な正解は無いけど…
不戦敗(DQ: disqualifiedの略)として扱うのが無難(トーナメント表から削除はしない)
ウメブラや大きい海外大会ではそうしがち
それがしたくない場合は工夫がいる
なぜDQとするのが無難か
トナメ表から削除するとこうなる
https://gyazo.com/734d7102395e85e9529f6be1bf30de04
シード2以下のプレイヤーがずれる。
対戦相手の対策をしてた人はそれが台無しになる
グループ移動によって開始時間が変わると混乱
「トナメ公開時は12時開始のグループだったのに、いつの間にか10時開始のグループになってて、それに気付かず不戦敗…」なんてことがあり得る
Twitter等で「トナメ変わったので確認し直してください!」と呼びかけても全員が見るとは限らない
そんなわけで、キャンセル者をトーナメント表から削除するのはあんまりしたくない
でもキャンセル者を削除したい場合もある
削除した枠の補填をしたい
キャンセル者がいれば参加費の分だけ収益が減るので運営面でツライ
トーナメントの格付けが参加人数によって決まるので、減らしたくない
キャンセル者を削除して新しい人を補填するとき、新しい人をトーナメントのどこに配置するか
案1 キャンセル者のところに新しい人を置く
https://gyazo.com/e5482684fef5d8ec34b75b5e1bf886db
メリット
トーナメント表がずれない
デメリット
「新しい人」が良い位置に入りすぎる(不公平さ)
一番得するのはおそらくシード7の人
トーナメント表がずれなければいいので、「新しい人」はグループ2のどこに置いてもいいかも
シード2の人をDQにして、「新しい人」をどこかのグループに追加しても良い
案2 トーナメントをずらし、新しい人を末尾(あるいは任意の場所に)置く
https://gyazo.com/e41e9ab73875182c9e4786b9d078619b
メリット
シードの順番が保たれている
結果が実力通りになりやすい
デメリット
ずれる(前述)
どうせずれるなら、「新しい人」はどこに入れてもいいかも
「新しい人」が5番目くらいに強そうなら、シード5の位置に入れてもいい
ずれるデメリットが少ない場合はこっちの案がいいかも
トナメ公開から大会当日までの期間が短いとき
対策が台無しにならない(そもそも対策する時間がない)
まぁでも大きい大会ならそもそもトナメ公開は早めの方がいい
グループ間で開始時間が変わらないとき
smashgg 人数超過問題
最近(2020年)のスマブラ大会は、数百人の参加枠が数十秒で埋まるのも珍しくない。
smashggで、申請開始時に申請が殺到すると、人数制限を派手にオーバーする現象が知られている。
1, 2人ならまだしも、定員の110%くらいの人が申請成功してしまう場合もあり、とても困る。
対処法
あらかじめ人数制限を少なめにする
500人定員なら、30人オーバーを見越して470人にする
長年の勘頼りになる…
申請開始からトーナメント当日までにはキャンセル者が必ず出るので、少しくらいならオーバーしてもいい。
それで500人に達しなかったら追加募集
ただ、追加募集をしたらそこで制限オーバーしちゃう、なんてことも
これはかなり面倒だったのでできればやりたくない…
追加募集のときは、プレイヤー名だけでなくメールアドレスも聞く(「プレイヤー追加」の章を参考)