入門!論理学
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発行年月日: []
所持形式: []
文体: 語りかけ
感想:
論理学の入門書で、難しい数式は一切出てこない。X(Twitter)で見かけて買ってみたが非常に読みやすく。要点がまとまっていてよかった。教員の時、中学2年生で行う証明をどうやって教えるものか苦労した記憶があるがこの本を読んでおけば、、、と思った。「導出する」というのはどういうものなのかが丁寧に解説されているため、下手したら優秀な中学生なら読み切れるような内容となっている。
本書では論理的とはどういうことかの考察から始まり、否定、かつ(連言)、または(選言)、ならば、ド・モルガン、命題論理と述語論理の基礎(導入則や除去則など)がひとしきり学べるようになっている。
自然言語で書かれているため、逆に読みにくいという側面もあるが、ノートに関係性を整理していけば比較的分かりやすいと思った。
論理学の全体を薄く理解する上でとても良い本だったと思う。
ここのトピックについては個別に詳しい専門書で理解する必要はある。