北野天満宮の日月星
三光門に星のシンボルがない
星は北極星
北極星(こぐま座α、ポラリス)とは
現在、天の北極に最も近い輝星
北斗七星の先にある
自分の居場所を確認するもの 世界の中心
紀元前1500年頃から西暦500年頃はこぐま座β星が北極星
日と月を統合するもの
統合の智慧を与えてくれるもの
北野天満宮の参道をまっすぐ行くと三光門がある。
北野天満宮は菅原道真を祀ることで知られているが、それより以前から天神を祀っていた(続日本後記)。この天神信仰は三光信仰といい、日月星をお祭りしていたのだ。三光信仰からすると門に日・月・星のシンボルを施さなくてはならないが、ここの門には星のシンボルがない。このことから「星欠けの三光門」として北野天満宮の七不思議に数えられている。
※ちなみに三種の神器は日月星の象徴(鏡=日、勾玉=月、剣=星 ←七星剣を想起)です。
星が欠けている理由だが、北野天満宮のHPでは以下のように説明されている。
"本殿前の中門は三光門と呼ばれ、神秘的な「星欠けの三光門」伝説が残っています。それは、門の名は日・月・星の彫刻に由来しているけれども星は天上に輝く北極星のことで、実際には刻まれていないという説。平安時代、御所の場所は現在とは異なり当宮を北西に臨む千本丸太町に位置し、帝が当宮に向かってお祈りをされる際、三光門の真上に北極星が輝いていたからだと伝えられています。"
http://korot.hatenablog.com/entry/2016/01/04/000656
#神道 #日本神話 #日月星