デンマークのベースレジストリ
デンマークでは政府が収集・管理・共有するデータを「基礎データ」と呼んでいます。
70年代から個人番号を初めとしたデータを集めて活用してきましたが、2012年から2019年にかけて、政府が戦略的に基礎データプログラムというのを実施して、データを整理して一部を民間企業でも活用できるように公開しました。
期間中のプログラムの全費用は616M DKK (109億円)でした。プログラムのROIは7,5B DKK (1,330億円)で計算されました。
プログラムによって次のような効果が見られました:
1)データが標準化されて組み合わせられるようになりました。
2)データクオリティーが高まり、使っているデータの確実性に信頼を持てます。
データエリアが6つあります: Property Data, Address Data, Water- and Climate Data, Geodata, Person Data, Company Data.
そのデータエリアが標準化され、「データモデル」によって掛け合わせられます。データモデルの図をこちらに添付します。
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https://gyazo.com/825b913ab7f07fa6ab237f722b45e718