オープンソースは開かれた社会への扉となるか?
オープンソースやフリーソフトウエアを推進する自由ソフトウェア運動は80年代から存在していて、僕は90年代ごろからユーザーとしてそして支援者としてこの運動に参加してきた。オープンソース・ソフトウエアは、インターネットの黎明期やその後のイノベーション爆発期に極めて重要な役割を果たしている。 オープンソース・ソフトウエアはこれまで、長い長い道のりを辿ってきた。かつての宿敵だったマイクロソフト社は、今やオープンソースを支援する側に回っている。同社は、オープンソースの代表的プラットフォームであるGitHubを買収するまでになった。 そうは言っても、オープンソースの道のりはやっぱり長い。今週は、そんなオープンソースの今後のあり方について、オープンソースの提唱者であり、Code for Japanの創設者でもある関さんにお話を伺った。
いわゆる公益のためのテックと呼ばれるパブリック・インタレスト・テクノロジーやCode for Japanのようなプロジェクトは、日本におけるオープンソースやデジタルDXを成功させるための鍵になると信じている。関さんのような多くの目的を推進するために素晴らしい仕事をしている人たちに新しく出会えることをとても嬉しく思っている。
2021年11月15日