公共SaaSの基本要件
ガバメントクラウドにおけるSaaS(公共SaaS)について | ガバメントクラウドの全般的なガイド | GCASガイド
ガバメントクラウドに関する情報
3.3 公共SaaSの共通要件
1.基本要件
(必須要件)
公共・準公共に特化した共通的な業務機能であること
民間事業者が提供の場合は核となる業務仕様が制度官庁等の業務標準に準拠していること (業務標準が存在しない場合や共通サービスについては別途、整理を行う)
価格表が詳細に公開されること(SaaS利用が有償の場合。値引きは否定しない)
ガバメントクラウド上で稼働すること(外部連携は可能)
ガバメントクラウドの不適切な利用(目的外利用)を防ぐ内部統制の仕組みを有すること
データの所有権及び管理の権限がテナントにあること
データ移行(取り込みと取り出し)が可能なこと
(推奨要件)
開発環境も含めてガバメントクラウド上で稼働すること(外部連携は可能)
連携ニーズの高い情報(別途、整理を行う)を扱うSaaSについてはガバメントクラウドの求めるデータ連携の仕組みが用意されること
4.アーキテクチャ要件※2
(必須要件)
必要に応じて運用パターン(規模)別のサービスやオプション機能が用意されており、カスタマイズ(個別対応)は行わない。アドオンは真に必要な場合に限る
テナント毎の個別の稼働環境ではなく共用環境(マルチテナント)を原則とし、管理機能は共通化されること
業務アプリケーションのソース、バージョンは全テナント共通を原則とする
外部とシステム連携(データ連携)できるように外部向けAPIを用意すること
利用者認証や有償の場合は課金の仕組みが適切に実装されていること