戦法発動タイミングの謎・4
ただ、間が空きすぎてしまったので、仕様が変わってしまっている可能性があります。
戦法発動のタイミングは、理論上の戦法発動間隔(30秒戦法の敏活5なら、30÷1.15=26.086...秒)に、2秒ルールを適用した時間(28秒)をベースとして、ランダム性を加えて決まります。
その際、2秒ルールを適用した結果、同じ君主の複数の部隊が、画面表示上同時に戦法が発動する場合(22.5秒と23.2秒が24秒に同時に発動する場合)でも、本来の発動間隔が短い順に発動します(ログを見ると、22.5秒が先に発動している)。
ので、2秒ルールを気にする必要はないのではないかと思われますが、バフのループやリレーの判定は、画面表示の時間で行われる(バフが23秒で切れ、本来次のバフは22.5秒で発動するはずが2秒ルールにより24秒で発動する場合、バフは切れてリレーされない)ので、ランダム性に依存するものの、ベースは2秒ルールで考えるべき、となります。
自分で書いてて、これややこしすぎるなと思いつつも話を進めます。
前回書いていた「2秒ルールは画面表示だけなのか問題」の3つめ、です。
それは、敵とどちらが先に戦法を打つかの判定に、2秒サイクル未満の時短は影響するか? ということです。
実戦的には、2秒サイクルが縮まらない敏活って、役に立つの? という悩みです。
実際の実験の経緯はややこしすぎるので結論だけ書きます。
攻撃側が守備側の部隊をターゲットにして戦闘を開始、両者が1回目の戦法を出すまでを一つの実験として、それを繰り返しました。
攻撃側25秒、守備側25秒(射程同じ)
(先に戦法を出した回数)攻撃側9回 守備側1回
攻撃側25秒、守備側24.5秒(25秒の敏活1)(射程同じ)
(先に戦法を出した回数)攻撃側4回 守備側6回
攻撃側25秒、守備側24.03秒(25秒の敏活2)(射程同じ)
(先に戦法を出した回数)攻撃側5回 守備側5回
攻撃側25秒、守備側23.36秒(25秒の敏活3)(射程同じ)
(先に戦法を出した回数)攻撃側7回 守備側3回
攻撃側25秒、守備側22.73秒(25秒の敏活4)(射程同じ)
(先に戦法を出した回数)攻撃側0回 守備側10回
攻撃側25秒、守備側21.74秒(25秒の敏活5)(射程同じ)
(先に戦法を出した回数)攻撃側0回 守備側10回
敏活0~3は、要は、ランダムで、確率を調べようと思ったら、試行回数が大量に必要になりそうです。
敏活4、5を積めば先に出ると言えそうです。
これは、部隊をターゲットにしたときにどっちが先に戦法が出るかという話で、都市等をターゲットにしたときに、駐屯とどちらが先に戦法を出すかという問題は別になります(現在、実験中です)のでご注意ください。
そして「そうか、敏活4積んでおけばよいのか」というのも、別の実験をしている感覚では、違う気がします。「2秒以上差がついたら、さすがに先に出るよなあ」という感じがしています。