ダメージ計算の謎・2
https://gyazo.com/0385697bb81bbc323af81758fc9ae152
最近(2024年1月)実験した結果が、上のグラフです。
個人都市の防御(城壁)を389と597に変えて、攻撃部隊の攻撃力を色々と変えて、兵力とダメージ(通常攻撃)を記録しました。
攻撃部隊の対物相性は、55%です。
そして、ダメージから、兵力×0.01x0.55を引いたものを、グラフにプロットしました(兵力によるダメージへの影響をなくすために、兵力が0のときのダメージを計算)。
(攻撃力・防御力・対物相性・兵力以外でダメージに影響が出ないように、慎重にやりましたが、検証用にスクショを貼っておきます)
すると、攻撃力が上がるとダメージが直線的に上がっていくのですが、あるところで、線が折れます(傾きが変わります)。
https://gyazo.com/4c824821041aaa3650137cdc594efd7d
「攻撃力が上がっても、それに伴って上がるはずのダメージの上がり方が鈍くなる」ということです。
どこで線が折れるか?という話なんですが、上の画像のオレンジの線は、攻撃力4200くらいで「折って」います。この線は私が勝手に引いただけなので、3900くらいのところで「折る」こともできます。
青の線は、攻撃力6500くらいで折っていますが、6000くらいで折ることもできます。
つまり
攻撃が防御の10~11倍を超えるとダメージの伸びが鈍る(グラフの傾きが減る)
と言えます。
10倍なのか11倍なのかハッキリさせるには、データをたくさん取るしかないと思いますが、10倍の方が綺麗なので10倍で良いかなと思ってます(実験するのしんどい…笑)。
さて、この、途中で「折れる」グラフ、以前にも見たことがあります。
グラフ1
https://gyazo.com/ea44a71ddb6176701ce40316b6b9f966
グラフ2
https://gyazo.com/07c5d8aaf363fa81a64162b621607ebc
グラフ1(防御282)で、線が折れている点は
攻撃力1861のバフ1.5倍(攻撃力2792)→防御の約10倍
攻撃力1001のバフ3倍(攻撃力3003)→防御の約10倍
攻撃力559のバフ5倍(攻撃力2795)→防御の約10倍
であり、グラフ2(防御282)で線が折れている点は
攻撃力2098のバフ1.5倍(攻撃力3147)→防御の約10倍
攻撃力1443のバフ2倍(攻撃力2886)→防御の約10倍
攻撃力967のバフ3倍(攻撃力2901)→防御の約10倍
攻撃力575のバフ5倍(攻撃力2875)→防御の約10倍
です。
つまり、
攻撃が防御の10~11倍を超えるとダメージの伸びが鈍る(グラフの傾きが減る、線が折れる)
ということです。
当時から「なんでこのグラフ折れるの?」と思っていたわけですが、当時は「攻撃力アップバフの上限」を調べていました(なので、横軸が攻撃力ではなくバフ倍率になっています)。
そのため、「攻撃が防御の10倍になると、バフと関係なく線が折れる」と気づきませんでした。
当時は、バフ無しで攻撃力2800(10倍)にすることもできませんでしたし…。
さきほどのグラフ1の横軸を、バフの倍率ではなく、攻撃力にしてみます。
https://gyazo.com/13d61a521907b078b49b4fb8d50d0d56
素の攻撃力(バフをかける前のもともとの攻撃力、点の色)は関係なく、同じ計算式でダメージが決まっていることがわかりますね。
なぜ2022年5月にこれに気づかなかったのか…。
ついでにグラフ2も描きなおしてみると
https://gyazo.com/231707ec45dc9c449f17562c9e22cc40
素の攻撃力関係ありませんね。
続きます。