M&A by token
色々な部分で課題はあるが、スマートコントラクトによって、一定の事象を行なった対価としてトークンを報酬として提供するエコシステムの社会実装は容易になった。
ビジネス設計によっては、タスクを色々な人にトークンを提供する代わりにやってもらい、それによって生み出された事業・技術・あるいは特許などを売却することはできるのではないか?
例えば、ある機械学習モデルを構築したいが、それに必要なデータを収集することはできない。なので、不特定多数の人に協力を要請してデータを収集し、それに対してトークンを報酬として提供。その後モデルが構築され売却できた場合は、売却額をトークン割合で分配するなどはできそう。
懸念点
別のプロダクトとして収集しながらユーザーに価値提供するアプリを構築すればいいのではないか?
Googleなどがやっていること。
出資法などのリーガル部分で行うことが難しそう?
結局売却するときに、株式と紐付ける必要がありそう。仮に紐付けないとしても、トークンはほぼ株式と同じ役割を持っているため金商法、出資法でどう扱われるのかは考える必要がある。