国民医療費
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【国民医療費とは?】
国民医療費は、私たちが支払う健康保険料と税金、窓口で支払う患者負担、そしてその他の財源(補助金等)によって構成。
医療関係者の給与や製薬会社などの利益となっていきます。医療費42兆円のうち16兆円が税金で支えられているため、支出は少ないほうが良いと考えられている。
【国民医療費増加のからくり?】
医療費が増大を続けるカラクリとは高齢化に伴う医療費の増加が中心と考えられている。
高齢者の医療費は若年者よりも高く、75歳以上は2014年の時点で93.1万円を超えています。
年齢別平均投薬数を見ると0歳~9歳頃までは増加傾向にありますが、成人年齢に近づくにつれて、減少します。しかし、成人時は3種類前後の投薬数だったものが、70歳~74歳になると3.8種類程度になり、75歳~79歳になると4種類を超えます。85歳上になると5種類以上の薬を投与されており、高齢期には年齢に比例して薬剤数が増えることがわかります。
つまり、治療に使う薬剤数の多い高齢者が増えることによって、医療費全体も増加する、という仕組みです。もちろん医療費増加の原因はこれだけではないでしょう。いずれにせよ、医療や年金、介護とその他福祉を含めた社会保障費の総額が100兆円を超えていることは、保険制度崩壊を推し進める要因であることに間違いはないと思われます。
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