2019/09/12 Effects of User Negative Experience in Mobile News Streaming Authors
Hongyu Lu (1), Min Zhang (1), Weizhi Ma (1), Ce Wang(2), Feng xia(2), Yiqun Liu(1), Leyu Lin(2), Shaoping Ma (1)
1. Tsinghua University
2. Tencent
どんなもの?
ニュースアプリにおいてユーザーにとって良くない体験が起きた場合とそうでない場合にその後の行動にどのような違いが生まれるか等を調査した論文
同時にユーザーが良くない体験をしたかどうかを判別できるように
先行研究と比べてどこがすごい?
記事の読了率等の分析 (intra-session, そのセッション) と その後の行動への影響に対する分析 (inter-session, その後のセッション) の分析を包括的に行っている
より良い記事推薦のために、その記事がユーザーにとってどう影響するかをindentifyできるようになった
技術や手法のキモはどこ?
ユーザーが記事に対して不満をいだいたかどうかをFeedback機能を使って定義
フィードバック機能を使ったユーザーについて使う前と使った後で行動にどのような差が生まれたかを見る
記事滞在時間や同セッションにおけるCTR、ブラウズスピード、記事クリック数を比較する
Intra-Session Analysis
記事クリック後の読了しているときの影響
$ dt^{user}_{u, n} = \frac{dt_{u, n} - Avg(DT_{u})}{Std(DT_{u})}, dt^{news}_{u, n} = \frac{dt_{u, n} - Avg(DT_{n})}{Std(DT_{n})}
https://gyazo.com/d9b404f8079e707d30be02ae3ebd46fd
Finding \#1 : 良くない経験では滞在時間が短くなる
記事クリック後の行動への影響
はじめてのクリックに対する分析
そのセッションはじめてのクリックがNegativeかそうでないかでその後の行動にどれくらい影響するか
https://gyazo.com/362bc84de18e2502ff13f497106cff54
https://gyazo.com/161e2edfd8ac3f28d504a9ee0362541a
Finding \#2 : 良くない経験をするとその後の行動が減り、すぐにアプリを閉じるようになる
Inter-Session Analysis
ユーザーが戻ってくるまでの時間比較
https://gyazo.com/515ec109f6790023e925c77c3dedd1a2
Finding \#3 : 良くない経験をすると、次のセッションを開くまでのSpanが長くなる
次のセッションにおける行動
https://gyazo.com/87916667b425f5ffd8567d4ea3884047
← (NonNeg, Neg) と (Neg, Neg) の比較
→ (Neg, NonNeg) と (NonNeg, NonNeg) の比較
Finding \#4 : 良くない経験をするとその後のセッションにおける行動も変わってくる
Negative Experience Identification
GBDTを使って以下の特徴量を用いた際のAUC等を比較
F0: Behaviours in current news (記事滞在時間等)
F1: Change of subsequent interaction in current session (同セッション内における記事クリック回数等)
F2: Return Time (次のセッションに戻ってくるまでの時間)
F3: Change of interaction in next session (次セッションにおける行動の差)
結果
https://gyazo.com/131034c81ed3e1a6f915ce2f65bcfba9
Finding \#5: ユーザーの行動の差を用いることで良くない経験をしたかどうかがわかる
Link User behavbiours To satisfaction
フィードバック機能を用いて満足だったかどうかを調査し相関があるかどうかを調べた
https://gyazo.com/cc1dcb43c0622619d7d9b40c18eee716
https://gyazo.com/2b810149748344feae02b7ecb19c2ee9
Finding \6: 良くない経験はユーザーの満足度を下げる
まとめ
Negativeな経験をしたユーザーはその後の行動が大きく変わり、かつ満足度も下がる
所感
それはそうという論文であるがここまでしっかりまとまってると応用がききやすい
新卒のインターンでやってもらって種もみの糧にしたい