The Bubble Cursor
https://www.youtube.com/watch?v=JUBXkD_8ZeQ
Fitts’ law は、マウスカーソルが直線的にターゲットに到達するまでの時間を扱っているが、折れ線などのジェスチャを描くのにかかる時間まで扱えるようにモデルを拡張した研究 があり、この評価実験はオリジナル手法の再現実験を含んでいる。数理モデルを参考に設計されたシステムの評価実験にも、モデルの検証実験的な面がある。
Bubble Cursor は、ターゲットの大きさ W をマウス位置に応じて動的に拡大するインタラクション手法である。マウスを近づけるほどターゲットを大きくすることで、ポインティングまでの移動量を小さく抑えることができる。この際、ポインティングに要する時間 T が、W の代わりに最終的なターゲットの大きさ EW(Effective Width)を用いてかなり精確に見積もれることが確認されており、これは提案手法の優秀さを示すとともに、Fitts’ law をサポートする結果にもなっていると考えられる。
arcatdmz - ヒューマンインタフェース研究における 再現性向上に向けた取り組み