オンボーディング
オンボーディングとは、乗り物に乗っていることを意味する「on-board」を由来とし、新しい仲間の順応を促進する取り組みを指す言葉です。
人事用語では、新しく会社・組織に加わった人材にいち早く職場に慣れてもらうことで、組織への定着・戦力化を促進するための取り組みのことを指します。
オンボーディングって言葉の意味はだいたいこんな感じ。
具体的な取り組みは会社によって違う。
なんでやるの?
新規入場者は何も知識がない状態でいきなりプロジェクトに参加させられても意味がわからず、力が発揮できないから
オンボーディングには規模があると思ってて、「組織全体のオンボーディング」と「チームのオンボーディング」の2種類があると思っている
私が受けてきたオンボーディング施策sh1ma.icon
組織全体のオンボーディング
会社の文化の説明
「こういうのを大切にしてるよ」みたいな説明とかを受けた
チームのオンボーディング
取り組んでいること(プロジェクト)の説明
「今作ってるものはこういうものだよ」
「現状こういう問題があるよ」
入場者がやるべきことについての説明
「君にはこういう仕事を頼みたい」
例:PM「君にはX PROJECTのフロントエンドの開発を頼みたい」
最初にわたされる仕事って簡単に終わる小さい仕事が良いと思ってるRRM.icon
なるべく軽くこなしてもらって、自分がこの職場で役立てるんだ!ということを意識してもらう。RRM.icon
それに仕事の進め方自体に慣れてないのだから、仕事自体が難しいと、それは非常に負荷が高いRRM.icon
やるべきことを遂行する上での環境の説明
まず初回は口頭で説明する
口頭で会話しながら行うことで、お互いがどれくらいの理解度、熟練度なのかなんとなくすることができたりする(1on1だと話しやすくて良いかも)
初手テキストは辛いよね
他人がどのくらいのテンションで発言してるのかわからないRRM.icon
例:チームのオンボーディング担当エンジニア、またはPM「X PROJECTはxxを解決するためのwebサービスなんだ。君にはフロントエンドの開発をしてもらうからフロントエンドについて詳細に説明したい。フロントエンドのリードエンジニアのxxさんに説明を頼むね。」
リードエンジニアのxxさん「X PROJECTのフロントエンドはVueで開発されていて、api-genという自社フレームワークを使っているよ。vueは書いたことある?(ないならvueの説明をする) フロント開発におけるxxxの使い方はここのドキュメントを読むといいよ。わからないことがあったら質問してね! プロジェクトはgithubで管理されているよ。gitは使ったことある?(ないならgit, githubの説明) 他にもxxって理由でgit-flowっていうブランチ運用をやってたり、xxだったり、yyだったり、zzだったりするんだ。ここまででなにか質問有るかな? もしわからないことがあったらとりあえず僕に質問してよ! 僕が質問に答えられなさそうなら、答えられそうな人につなぐから!」
これいいなRRM.icon
新人は困った時誰に何をいえばいいかわからないがち、なのでとりあえずの窓口があると良い
もっというとTimesちゃんねるみたいなので実況というかバンバン思ってることを発言すれば周りに困り感が共有できるのかもしれないが、それには不安があると思う
無知・無能だと思われる不安
他人の時間を奪っている・邪魔していると思う不安
開発方針のドキュメントの用意(口頭で説明したことの補足や、再度確認するための資料)
チームの自己紹介
チームでコミュニケーションがないと質問しづらいなどの問題を生む
チームで既にコミュニケーションがあったとしても、入りやすいタイミングがないと入場者は置いてけぼりにされてしまう
なのでコミュニケーションの輪に入るために一度自己紹介を挟むのは良いこと
RRM.icon自己紹介をする時にできたらとにかく多くの人がいる方が良いと思う
また相手側も自己紹介をするべき
入場者一人に対し、オンボーディング担当の人を付ける
入場者は孤独 新しい場所は不安
だから頼れる人を作ってあげるのがよい
メンター的な人が一ヶ月とかはついてくれると良いよね、なんなら一ヶ月以上ついててもいいとは思うRRM.icon
補助輪的な
後は、入社して一週間とかのタイミングでなるべく早くふりかえりをする場を設けるといいと思うRRM.icon