APRESIA NP2000-24T4X
#network #入手済みネットワーク機器
触ったことある人
RRM.icon
メーカー: APRESIA
https://www.apresia.jp/products/ent/apresianp2000-24t4x.html
種類: スイッチ
マニュアル
https://www.apresia.jp/products/ent/np/usersguide/top.html
特徴
SFP+(10Gポート)4つ
1G RJ45ポート24つ
シリアルコンソールとMGMTポートあり
ええところ
謎の独自のリングプロトコル
スタックできる
うるさくない
設定例
複数のVLANを束ねて別のスイッチから出す
https://scrapbox.io/files/68f1180722e7f1a7b28ea570.png
https://excalidraw.com/#room=cc86d5b34f7178368d51,Q_TncUHdMGlgciKihpzvbQ
IEEE802.1Q (dot1q)
設定はスイッチAとスイッチBで共通
トランクポート(1/1)の設定
code:txt
# interface 1/1 を設定対象にする
interface 1/1
# ポートの動作モードをtrunkにする
switchport mode trunk
# ネイティブ VLAN ID を99にする
switchport trunk native 99
# trunkポートを通過できるVLANタグのIDを設定する
switchport trunk allowed vlan add 10 20
ネイティブVLAN IDは、タグがついてないフレームがはいってきたときにどのVLAN IDをつけるかの設定
もっというとどのFDBでL2フォワーディングするか、っていう実装
デフォルトは1だが、他のタグ付きVLANが設定されていないポートもVLAN ID 1がつくので、trunkポートを1のままにしておくと意図しないポートと疎通する可能性がある
RRM.iconネイティブがどういう扱いは厳密にはスイッチの実装による
これを明示的に設定しておくことで、意図しないポート同士が疎通するのを防ぐ
つまりこういうネイティブVLANの扱いをスイッチベンダーの実装に依存させずに、明示的にコントロールするのが重要!RRM.icon
アクセスポート(1/2)の設定
code:txt
interface ethernet 1/2
switchport mode access
switchport access vlan 10
アクセスポート(1/3)の設定
code:txt
interface ethernet 1/3
switchport mode access
switchport access vlan 20
設定例と詳解を分けといてほしいmiminashi.icon
「とりあえず使ってみる」のハードルをいたずらにあげてはいけない
Trunkポートの際にネイティブで疎通してしまうような可能性を潰すConfig
code:avoid_nativeVlan_commnication_for_trunk_ports_config
configure terminal
interface ethernet 1/1
switchport mode trunk
switchport trunk native vlan 11
switchport trunk allowed vlan add 100 200
interface ethernet 1/2
switchport mode trunk
switchport trunk native vlan 12
switchport trunk allowed vlan add 100 200
end
end
余談
スイッチとかの実際のL2の挙動を知りたかったらLinuxブリッジのコードとか読むとええんかも?説
// net/bridge/br_input.cとか
LinuxのBridge:ソース読み - Fgken Blog
LinuxとかだとNative Vlanっていう名前の代わりにPVID (Port VLAN ID)っていう呼ばれ方をしており、mikrotikなどでもその扱い
LinuxでL2転送するにはブリッジに参加する必要がある、が、多くのスイッチではそこんところの設定は省略されててモードを設定し、疎通したいVlanをタグる、っていう設定なのだが、実際にはブリッジに参加し〜みたいなものが裏では動いている
あとはSVI, Vlanインターフェース、VEとかの揺れ?RRM.icon