公開セミナー(2021年3月14日)今なぜグリーンインフラなのか―その必要性と評価のあり方―
主催
日本都市計画学会グリーンインフラの計画的展開と社会実装研究会
日本造園学会グリーンインフラ研究推進委員会
慶應義塾大学SFC研究所グリーンインフラストラクチャーと生態系サービス・ラボ
グリーンインフラは、2015年に国の法定計画に初めて記載されてから、近年急速に注目を集めている。グリーンインフラに関する図書もいくつも出版され、2020年には、国土交通省が「グリーンインフラ官民連携プラットフォーム」を設置した。一方で、欧米でもその定義については様々な議論があり、定まったものはない。実に多様な事例がグリーンインフラという言葉で紹介されている。本公開セミナーは、2019年に日本都市計画学会において設置されたグリーンインフラの計画的展開と社会実装研究会と、ほぼ同じ時期に日本造園学会に設置されたグリーンインフラ研究推進委員会が連携しながら議論してきた内容を中心に、今なぜ日本でグリーンインフラが求められているのか、そしてそれをどのように評価するのかをテーマに議論しようとするものである。
日時:2021年3月14日(日)13時30分~16時30分
場所:Zoomウェビナーを用いたオンライン開催
プログラム
趣旨説明と日本の課題:一ノ瀬友博(慶應義塾大学・都市計画学会研究会/研究所ラボ代表)
グリーンインフラの概念を議論する必要性:木下剛(千葉大学・造園学会委員会代表)
グリーンインフラの様々な機能の評価の視点からの話題提供:
岩崎寛(千葉大学)・上野裕介(石川県立大学)・上原三知(信州大学)・加藤禎久(岡山大学)・柴田祐(熊本県立大学)・新保奈穂美(筑波大学)・竹内智子(千葉大学)・徳江義宏(日本工営)・福岡孝則(東京農業大学)・村上暁信(筑波大学)
総合討論
コーディネーター:一ノ瀬友博・木下剛
パネリスト:岩崎寛・上野裕介・上原三知・加藤禎久・柴田祐・新保奈穂美・竹内智子・徳江義宏・福岡孝則・村上暁信
参加登録:以下のリンクから事前に参加登録をして下さい。