Tracing
graphql-rubyではAPM (Application Performance Management) に向けてモニタリング用のミドルウェアを実装できます。組み込みでは、 New RelicやSkylight用のtracerが付いてます。
また、 New Relic tracer は transaction name に GraphQL の operation name をオプションで設定できます(set_transaction_name: true; ほかのtracerでもできるかどうかは未調査)。逆に、この設定をしない場合は、すべてのクエリが1つのtransaction と見なされて、一応そのなかでfieldごとにさらにブレイクダウンして測定はされるものの、それぞれfieldのレイテンシの平均値などはほとんど無意味がありません。
New Relic で set_transaction_name: true を設定するときは、 Make Operation Name required by Analyzer API のように、operation nameを必須としておくのもいいでしょう。ただし、その場合、operation nameがクエリごとに一意になるようにな制約が(すくなくとも開発中は)必要でしょう。公開APIの場合はoperation nameの一意性を強制するのは難しいので、別途なにかしらの工夫が必要です。