サーバーを立てた
自宅の音楽ライブラリを外部から再生する目的でVPSを契約した。
アイマスとか岡村靖幸はサブスク無いし、DVDとかゲームの特典CDもある
そこそこスペックに余裕がありそうなので、いろいろセルフホストしてみる。
2023.07 追記
稼働から一か月くらい経ったが特に問題なく動いてる
Misskey動かすのはスペック的にどうかなと思ってたけど、メモリ使用率3割前後で安定してる
VPS選定
格安VPSはいろいろあるが、そこそこのスペック帯で探すとコスパが頭一つ抜けていた。
ドイツリージョンなのが難点だが、3ドルくらい追加すれば日本リージョンも選べる。
実際に稼働しているとsshのラグが少し気になるくらい
アプリケーションについてはそこまでラグは感じない
※短期契約で始めると初期費用が別途かかる (Maxで月額料金と同額)
table:VPS比較
業者 vCPU RAM ストレージ 転送量 価格/month
Contabo 4 Core 8GB 200GB SSD 30TB (Out) 8.49 USD
ConoHa 3 Core 2GB 100GB SSD 無制限 1997 JPY
Digital Ocean 4 Core 8GB 160GB SSD 5TB (Out) 48.00 USD
Linode 4 Core 8GB 160GB SSD 5TB (Out) 48.00USD
WebARENA 4 Core 4GB 80GB SSD 無制限 1399 JPY
セルフホストするソフト
だいたいDockerで動かしてます
分散型SNSが前から気になってたところに、Twitterのゴタゴタがあったので自分でインスタンスを立てた
Mastodonよりは動作軽くて、Pleromaより日本語の情報多いので選定
共に10GBまで無料で、APIも小規模サーバーなら無料枠で収まりそう
インターネット経由でストリーミング再生できる音楽サーバー
CDから取り込んだ音源が70GB以上あるので、出先でも聞けるようにしたい
今まではウォークマンを持ち歩いていたが、スマホとの切り替えがめんどい
Subsonic APIに対応しており、使えるクライアントが多い
再生時にコーデックを変換できるので通信状況に合わせてビットレートを下げたりもできる
opusにも対応してるのが嬉しいけど、さすがに再生開始時のラグは大きい
ストレージ容量が怪しくなってきたので元ファイルを全てopus 128kbpsに変換した
Navidromeよりも長く使われてるメディアストリーミングサーバー
音楽以外に動画なども対応
録り貯めた動画用として運用
RSSに対応していないサイト用にRSS Feedを作って配信できる
Twitterの特定のアカウントの投稿を追ったりするのに便利
Twitterの仕様変更で動かなくなりました ありがとうイーロンマスク
その他動かすソフト
動画ストリーミング配信の保存用CLIツール
hlsならだいたいなんでも扱えるので超A&G+の録音に使ってる
今までは番組表スクレイピングと一緒にWindowsのタスクスケジューラーで回してたけど、やけに失敗することが多い
cronで動かしてGoogle Drive APIでアップロードする
ライブ配信の途中で保存やめれる
ライブ配信全体とかアーカイブの映像なら yt-dlp が優秀 Pythonベースのシステムモニタリングツール
CPU, メモリ, ネットワークなどだいたい見れる
Webインターフェースが内臓されてるので外部から確認するのに便利
検討中
今はBitwarden公式が提供する無料プランを使用中
セルフホストすれば自分のパスワードを全部手元で管理できる&有料プラン向けの機能も使えて嬉しい
プロフィールページ的なものをデザインから全部やろうと思って結局ずっとやってない
Dockerで開発~公開環境整えれば"ちゃんとモダンに"やれそう
セルフホスト版Google Drive
ビデオ会議機能とかもついててとりあえず動かすと便利っぽい
現状100GBくらいストレージに余裕あるのもったいないな…という消極的動機
GDriveだと100GBで月250円
もっと容量欲しければS3互換オブジェクトストレージも使える
ネットワーク
SSH接続もメアドと秘密鍵の二要素で認証できて安心
音楽ストリーミングはAPIとかの関係で認証設定できないけど、ポートと通信プロトコルは指定できるのでまあ安全寄りなのでは
動画ストリーミングは処理重すぎてクソ遅いので普通にリバースプロキシ(Caddy)を立てた