システムデータベースのバックアップは、どのデータベースをどのくらいの頻度でとるべきか
from SQL Serverのバックアップ・リストア仕様
1. masterデータベース
バックアップをとる必要があるか: Yes
頻度
ビジネスニーズを満たすのに十分なデータ保護が必要、定期的にバックアップする
大量の更新の後も推奨
2. modelデータベース
バックアップをとる必要があるか: Yes
頻度
公式のベストプラクティスより、必要なときに完全バックアップをを作成するとよい
ログバックアップは必要ない
modelは変更頻度が低いと思われるため
3. msdbデータベース
バックアップをとる必要があるか: Yes
頻度
msdbは更新するたびにバックアップする必要あり
既定ではmsdbは単純復旧モデルが使用される
4. Resourceデータベース
バックアップをとる必要があるか: No
実態はmssqlsystemresource.mdfとmssqlsystemresource.ldf
5. tempdbデータベース
バックアップをとる必要があるか: No
SQL Serverのセッション間で保存するものはない
tempdbはバックアップできない
システムデータベースにおいてはmaster, model, msdbをとればよさそう。どのくらいの頻度でとるか
定期的にとる
とりあえず困ったら毎日完全バックアップでよさそう
とりあえず毎日でも容量は微々たるもの
検証用のスタンドアロンサーバーでとってみたら1つ10MBもなかった
更新頻度だとmsdbと他になることが多いため、msdb以外は毎週とかでも良いのかも
重大な更新があるたびにバックアップをとった方がよいという話もある
参考
システム データベース - SQL Server | Microsoft Learn
master データベース - SQL Server | Microsoft Learn
model データベース - SQL Server | Microsoft Learn
msdb データベース - SQL Server | Microsoft Learn
Resource データベース - SQL Server | Microsoft Learn
tempdb データベース - SQL Server | Microsoft Learn
SQL Server のバックアップの基本パターン at SE の雑記