狭心症
心臓の栄養血管である冠動脈が、何かの原因で狭くなると、心筋に送り込まれる血液が不足し、心筋が酸素不足に陥ります。そのために生ずる胸の痛みが「狭心症の痛み」です。
労作性狭心症
「階段をあがると胸が締め付けられるように痛くなる」「重いものを持上げたり、坂道をあるくと胸が苦しく痛む、静かにしていると楽になる」というときには労作性狭心症を疑います。
安静時狭心症、冠攣縮性狭心症
「夜、就眠中、ことに明け方、胸が苦しく押さえつけられたようになる」という発作があります。
不安定狭心症
「狭心症発作が次第に頻回に起こるようになり、労作時ばかりでなく、安静にしていても起こる」というようなときには、不安定狭心症といいます。急性冠症候群ともいいます。心筋梗塞の前触れです。(略)救急車が必要です。
微小血管狭心症
「狭心症発作が起こっているのに、冠動脈狭窄はなく、誘発試験をしても冠動脈攣縮は起らない」という場合に疑ってみるのが微小血管狭心症です。
狭心症 | 疾患別解説 | 心臓病の知識 | 公益財団法人 日本心臓財団
虚血性心疾患の1つで、動脈硬化などにより心筋(心臓の筋肉)に血液を送る冠状動脈が詰まりかけている、あるいは血管の痙攣によって一時的に狭窄(細くなって)して、血流の流れが悪くなった(虚血)状態です。
心筋障害は一過性で、心筋の壊死を残さないのが、同じ虚血性心疾患である心筋梗塞との大きな違いです。
狭心症は発作の条件によって①安定性狭心症(労作性狭心症)②冠攣縮性狭心症(異型)③不安定狭心症の3つに分けられ、緊急性は安定性狭心症<冠攣縮性狭心症< 不安定狭心症の順で高くなります。
安定性狭心症(労作性狭心症)
安定性狭心症の多くは、動脈硬化により血管が狭くなり発症します。(略)動脈硬化を引き起こす要因は、脂質代謝異常、高血圧、糖尿病、喫煙などです。
冠攣縮性狭心症
冠動脈の一過性の過剰収縮(攣縮)での心筋虚血であり、安静時(夜間~早朝)に多く見られるのが特徴です。なお、発作を起こしていないタイミングで診察を受けても血管の狭窄は見つかりません。(略)脂質異常症、喫煙や飲酒、ストレスが原因とされています。
不安定狭心症
狭心症発作が労作時だけでなく安静時でも頻繁に引き起こり、冠動脈が急速に狭窄していることが考えられます。それにより、心筋梗塞誘発や突然死の恐れが非常に高いため、早急な対処が必要です。
狭心症で命を落とすことはある?病気の特徴や原因、症状、治療法について医師が解説!|MYメディカルクリニック
概ね生活習慣を気をつけましょうという話かもしれない