骨
別役実を戯曲の特徴として捉えた時にどういうことがあるかというのを書いた。
骨の不思議1
ヒトは立って歩く為、足に骨が集中している
足首から下の足の部分には、それぞれ26本の骨と、33個の関節、100本以上の筋肉や腱、靭帯で成り立っている。26本の骨は、踵骨、距骨、立方骨、舟状骨、外側楔状骨、中間楔状骨、内側楔状骨、5本の中足骨、5本の指骨(趾骨)、4本の中節骨、5本の指節骨。
地面に立つために必要な両足の骨の数は合わせて52本。そして全身にある骨のうち、25%が足に集中しているのだそうだ。ちなみに平均的な成人の人体骨は208本だが、生まれた時点では270本ある。ある骨は成長と共にひとつの骨に合体していくそうだ。
骨についてのコメント/赤瀬川原平「円盤伝説」より
私は前から骨というものに疑問を持っていたのだ。肉は痛いけど骨はいたくない。肉というのは人間のものだけど、骨は人間のものではないのではないか。骨というのは借り物というか、ちょうど役肉の肉を指して固定する時の鉄の串・・・。だから肢体を焼くと肉は消えるが骨は残る。人間は借りた骨に自分の肉を絡みつかせて生きているのだ。
さっき円盤の運転手がもたらしたように、骨というのは彼ら宇宙人・幽霊族の所有・管理になるものだろう。昔から、人が死ぬとその骨は丁寧に骨壷に入れ墓石の中に収めて弔っている。これはその人が今まで長いこと借りていた骨を、なるべくそのまま持ち主に返そうという、地球人の精一杯の儀式・・・。
骨がくっついている理由
https://www.youtube.com/watch?v=hu6EWYVxJ3c
骨はくっついてて痛くないの?
骨と骨の間にはクッションがある
それぞれの場所に合わせたクッションがある。
よく動く関節があるから色々な動きができる。
身体中の体重が全部膝の上に乗っかるから無理をすると壊れます。
多少の無理がかかっても大丈夫な仕組み
すきま、関節腔、袋を関節包、潤滑液を作る滑膜というのが関節腔の中にある。
軟骨が骨の表面をコーティングしている。氷の上に物を置くとよく滑る。それよりも滑らかなものが軟骨。
?関節はなぜ外れない?
靭帯という安全装置がついていて、ずれたり外れたりしないように制限している。
関節の動き
指の関節は蝶番のような一方向の動き。
親指の付け根は鞍関節。2つの方向
手首の関節は楕円関節
肘のところは車軸関節。手首を捻る関節。手首がねじれているのではなくて、肘からねじれていた。
股関節とか肩の関節:運動の方向に制限がなくて自由に動く球関節。
!骨だけでは動かない!
骨がしなやかな筋肉とつながってこそ自由に動くことができるのだ。
指を動かしたのになぜ、腕が痛いんだろう?
指を動かす筋肉は前腕にもあるんだ。
指は腱というという筋で腕から動かしている。
?筋肉と骨の関係?
力こぶを作ると上腕のところに力こぶができる。上腕二頭筋。
手のひらをこっち側にしている。向こう側にするとふにゃふにゃ。
前腕の中に尺骨と橈骨がある。
橈骨は尺骨の周りを回転する回外する運動に役立つ上腕二頭筋。
右手を使ってものを回す時には、回外の力を使う。