同図像性
プログラミング言語設計においては、ある言語のコードをその言語で操作できる性質を指します。Homoiconicity、Code as Dataも。 同図像性は、自己言及、自己拡張とも深い関わりを持ちます。[ 要出典 ] ゲーデルのアイデアその一は、符号化により数が数学の記号を表せるということを表すといった具合である。たとえば、数11は左カッコを表し、数13は右カッコを表すといった具合である。人間の使う文法にアナロジーを求めると、「単語」、「いう」、「言語」、「文」、「言及」、「文法」、「意味」といった言語自身に関した単語だろう。これは、「牛」とか「ザブザブ」という非言語的対象に対する言葉とははっきり区別される。言語について語る言語要素を私たちはもっている。これはあたりまえと思う人がいるかもしれないが、洞窟で暮らしていた、やっとブーブー語を脱したくらいの人類の身になって考えてみたら、言葉に関する言葉という概念にはじめて思いいたったときの不思議な驚きには感動せざるをえないだろう。ある意味で、人間の意識はそこから始まった。