Vilém Flusser『写真の哲学のために』
Kaori tadaさん
支配的コードの変遷
1. 画像という文化コードの時代
画家、壁画
2. 線形文字の発明
「呪術」から「歴史」へ
「魔術的思考」から「概念的思考」へ
テクノ画像の発明
装置によって作られる画像
仮構された客観性
道具の分類
道具(独: Werkzeug)
tool, work + stuff
身体の延長
延長する元の器官をまねる
ハンマー = げんこつ
機械(Machine)
道具 + 科学技術
複雑すぎて、資本家によって所有される
使い手をもそのシステムの中に取り込む
= 労働
装置(Apparat, Apparatus)
思考をシミュレートする「玩具」
情報化する in-form
道具と機械は自然から対象をもぎ取り、in-formすることで、「世界を変える」
装置は世界を変えずに「意味」だけを変える。シンボル的なもの。
機能従事者(Funktionar = Functionar)
ホモ・ファーベル
働く人
ホモ・ルーデンス
ludens: ラテン語 遊び
遊ぶ人
装置に取り入る
産業革命以前は、人間が道具に囲まれていました。それ以降は、機械が人間に囲まれるようになりました。以前は、道具が変わるべきものだったのに、それ以降は人間が変わるべきものになり、機械のほうが定常的なものになりました。以前は、道具は人間のはたらきのなかで機能していたのに、その後は、人間が機械の働きのなかで機能するようになったのです。
p.28
けどこれを産業の話に矮小化するべきじゃない。マルクス的な階級闘争にしちゃもったいない
産業が生み出した「装置」は、産業を超えていく
装置を使った活動は、「宮仕え」「第三次の」「精神労働」として疎外されてきたが、いまや中心的なもの
写真を撮ること
道具による
Terms
ゲームとは自己目的的な活動。それに役立つのが玩具
コード
シンボルの組織化のしかた
文化のありようを支配する
画像に対するメタコードがテキスト、テキストへのメタコードがテクノ画像