SIGNIFインタビュー
https://vimeo.com/392913695
Studio Stories: 7 years of SIGNIF Inc. – Tokyo / Motionographer
この記事、荒牧 康治さんやSIGNIFのファンとして、ちょっと悔しいな フィロソフィーというよりは制作の話を具体的に掘れたと思うんだけど、どういう形でインタビューが進められたか気になる。メールインタビュー? 日本語の回答をLLMで英訳? お互い歯痒そう…。あと最後の段落は機械翻訳突っ込んででも読まれて欲しい
モーショングラフィックスの観点で見たときの日本は……?
新しいモーションデザイナーが次々と登場し、大量の作品が作られているという意味で、日本は非常に豊かだ。国内には大小さまざまなプロジェクトが存在していて、若いデザイナーでもコンセプト段階から主体的に考え、クリエイティブな実践を試せる機会に恵まれている。
さらに、日本語の文字を使ったキネティック・タイポグラフィの進化や、マンガ的表現との融合など、日本独自の表現が大きく花開いている。
しかし同時に、日本のモーションデザイン界には内向きな傾向があって、お互いの作品ばかりを参照しがちだ。海外で有名なスタジオやプロジェクトの話になっても、知らない場合も多く、情報や認知にギャップが生まれている。こうした自己完結型の状態が、たとえチャンスがあってもコミュニティの枠を超えた作品が生まれるのを阻んでいるように思う。
今回この記事への寄稿に誘われたのは、この停滞感を少しでも打ち破り、日本のモーションデザイナーたちが海外へと視野を広げるきっかけになってほしいという思いから。もしこの願いが少しでも届くなら、とても嬉しい。
これには、Corporate Memphisっぽさ、ダッチデザインっぽさ、Gobelinsっぽさ、山村浩二系譜の作家っぽさなど、お互い様ではとは思う。ただその中でも、英欧米、中韓台などはM+Dを見ていてもかなりシーン同士に一定の交流を持っている一方で、Flash板 - ニコ動 - FRENZ - AviUtil - #indie_anime 的な文化圏は空気感として孤立しているような気もする。
→ 思春期系センス
David O'ReillyやNikita Diakurを例に挙げてらしたように、SIGNIFの凄さはグリッチや誤用を積極的に取り入れたstylized CGI的なlookdev力に加えて、ハイブロウに飛ばし過ぎずに日本アニメと馴染ませられる、業界との信頼関係やワークフローへの理解、そしてバランス感覚にあると思うんだけど、その辺の文脈を伝える/汲み取るのは大変なんだろうな…って思う
Motionographerといえば、FITC Tokyo 2015のチームインタビューは最高なんだけど、このくらいの粒度で、数人が代表して具体的な案件について語ってる所もいつか英語圏に届いてほしい
「エヴァンゲリオンのクリエイターとコラボレーションを重ねる東京のオタク・モーションデザインスタジオ」とか、多少単純化してでも、思い切った切り口にしたほうが構成として良かった気もする
ただ、このライターの方、「今年の最新トレンドを大予想」とか「LLMでアラン・チューリングと対談」てな記事も出してたりで、おいおいおい…とも
クリエイティブエージェンシーやデザインコンサルみたいな言葉遣いになっちゃってるのは、翻訳のせいなのかな
最近David O'Reillyの『Basic Animation Aesthetics』を原文で読んだのは良かった。Constraintsよりはset of rules、あるいはconsistencyとか、僕や荒牧さんが話されていることの英語での適切な言い回しが少し身につく感覚があった
https://www.media-arts-uts.com/aes1/wp-content/uploads/2012/01/BasicAnimationAesthetics.pdf