ステンシルバッファに設定できる最大値
ステンシルバッファに設定できる最大値
先ほどのstencilOpメソッドに指定できる引数の一覧で 最大値 という単語が出てきます。
この最大値は、実行環境によって変わります。
これは要するにステンシルバッファのピクセルあたりのビット長であり、
基本的には最低でも 8 ビット分は保証されると考えても大丈夫だと思います。
ステンシルバッファに設定できる基準値の範囲は 8bitなら 0 ~ 255 までの 256 段階になります。
しかしstencilOpで指定できる引数のgl.INCR_WRAPなどを用いる場合には、この最大値の範囲が明確になっていないとまずいことになりますね。
ステンシルバッファの最大ビット長を調べるにはgetParameterメソッドにgl.STENCIL_BITSを指定して呼び出します。ここで返される整数値が、そのまま最大ビット長になりますので必要に応じて事前に調査するようにしたほうがいいでしょう。