文化資本
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学校制度
家庭環境から生まれる文化資本が影響する
学習意欲が高く、学校の規則や文化に正統的な性向をもつ生徒には優等生のラベルが貼られ、そうでない生徒には逸脱者としてのラベルが貼られる 生徒を振り分け差異化すること(優等生―劣等生、合格者―落第者、真面目―不真面目など)は学校の本来の選別役割に従うものとして、公認の事実として承認される 学校は家庭に蓄積された文化資本を子供が相続し、学歴資本に変換する「場」となる 経済資本が学校制度を通過する中で文化資本に転換され、就職では再び経済資本に転換される=再生産
”界”(シャン)
「界」ごとに有効にはたらく資本が変わり、また同じ「界」であっても時系列的に有効な資本が変わってくる 文化資本の分類
客体化された文化資本:書籍や絵画、背景に映り込んだ蔵書 ハビトゥスは構造化する構造、つまり慣習行動および慣習行動の知覚を組織する構造であると同時に、構造化された構造でもある。なぜなら社会界の知覚を組織する論理的集合(クラス)への分割原理とは、それ自体が社会階級(クラス)への分割が身体化された結果であるからだ。 『ディスタンクシオンⅠ』新装版 P.281
中産階級の善意(上に行きたいという気持ち)の塊が文学全集 中産階級はちょっと上の、自分が入れないクラブに入りたい、でも自分を認めてくれると、その瞬間、自分が入りたいクラブでなくなるという中産階級の心情