大きな物語の凋落
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近代は大きな物語で支配された時代
「人間や理性の理念」
「国民国家や革命のイデオロギー」
進歩史観
マルクス主義
ジャン=フランソワ・リオタールは、「大きな物語」に準拠していた時代を「モダン」、そしてそれに対する不信感が蔓延した時代を「ポストモダン」と呼ぶ
動物化するポストモダン 東浩紀
ポストモダンでは、大きな物語があちこちで機能不全を起こし、社会全体のまとまりが急速に弱体化する。
日本ではその弱体化は、高度経済成長と「政治の季節」が終わり、石油ショックと連合赤軍事件を経た七〇年代に加速した。
東浩紀の再帰的物語―― 動物化するポストモダンと自由について ――
その空白をサブカルチャーで埋めようとするのが「オタク」
「オタク系文化」は「シミュラークルの全面化と大きな物語の機能不全という二点において,ポストモダンの社会構造を」反映している
管理社会への加速
「神がいなくなったことと、セキュリティが上昇していることは権力論的に等価」なのだという。 
「規律訓練型権力」から「環境管理型権力」への権力構造の変化
シンギュラリティが新たな大きな物語として復権してきている東浩紀.icon