共依存
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弱者を助けるという人間の正しさを隠れ蓑にした「支配」である。多くは愛情と混同され、関係から逃げられなくなる そんな支配性を解体する第一歩が「私」という主語を復活させること。隠れた主体ではなく、明白に意識化・顕在化された主体が「私は」と他者に向かって語ることで復活する 共依存は、弱者を救う、弱者を助けるという人間としての正しさを隠れ蓑にした支配である。多くは愛情と混同され、だからこそ共依存の対象はその関係から逃れられなくなる。そんな支配性を解体する第一歩が「私」という主語を復活させることである。(p131)