やり直せる失敗は失敗ではない
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最近、意思決定で意識しているOne-way doorとTwo-way doorについて。 https://gyazo.com/a89498438a2f199908c889f7ef76ed55
https://gyazo.com/6ad362dea83c5d80496f341e92d3ff45
Type1型の議題
・じっくり考えるべき、取り返しのつかないこと
・マクロ、戦略より
・一度決めたらやり直しできない
・方向転換に莫大なコストがかかる
・成否が時間をおかないとわからない
Type2型の議題
・素早く試すべき、やりなおせること
・ミクロ、実務より
・いざとなったら巻き戻せる
・方向転換にコストがかからない
・成否が短時間でわかる
多くの場合、物事の選択はざっくり「ポリシーの問題」「セオリー」「不変の法則」の3種類のレイヤーに分類できるのではないかと思う。あらゆる意思決定をこの3レイヤーに分類することで、悩むシナリオを最小化できる。
ポリシーの問題
セオリーのある意思決定
・歴史的に検証済みで、勝ちパターンが判明している問題
・費用対効果を見るだけでよいので、基本的に悩む必要はない。
・例外は「最適解ではなさそうな場合」と「新しいやり方そのものを見つける必要があるとき」
・分岐するポピュラーなシナリオに応じて、最適な打ち手を把握しておくことが大事
不変の法則
・物理法則や法律など、根本から改変不能な事象
・基本的に考えるだけリソースの無駄。
・意思決定する必要はなく、セオリーのレイヤーで法則を使えるかどうかだけを考えればよい
・イノベーションを生み出すことが目的の場合は本腰をいれる
安宅和人.icon 極限的な意思決定はそれほど起こらない、、、それよりもちゃんと現実を直視し、分析した上で判断すれば、ほとんどの意思決定はバクチを打つことなく終了する。感覚で判断することなく、とにかくまず現実をしっかり見つめてフラットに判断しよう