バーチャルの地球:スペースデータ社
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https://www.youtube.com/watch?v=P1jAQseouEA&ab_channel=SpacedataInc.
3DCG技術の可能性を試したくて、色んな方に協力頂きながらバーチャルの渋谷を作ってみた。次は衛星データと機械学習を使って、AIに地上を学習させてバーチャルの地球を自動生成させてみる。最後はブロックチェーン上に乗せて、自分が死んでも動き続ける自律分散型の並行世界を作っていきたい。 @ka2aki86 Dec 3, 2020 Google Earthに代表される従来の3D地球儀は衛星写真や航空写真を3Dモデルに貼り付けた形で提供されることが一般的でしたが、俯瞰的な視点での地上を再現するには向く一方で、人間が歩く一人称視点では写真の解像度が足りず劣化してしまい、VR・ゲーム・映像制作・自動運転など高度なビジュアルが求められる領域では活用が進んでいませんでした。 今回開発したAIアルゴリズムは、従来の3D地球儀が苦手とする人間視点(一人称視点)での3Dモデルを自動生成することを得意とし、近い距離でも景観が劣化しにくいためVRやゲームや映像制作といった三次元空間を人間の視点で動き回るような用途にも活用しやすい利点があります。これは、衛星データに機械学習をかけて地上の構造物の意味(物体の種類・形状・色・材質・高さ・広さ・役割など)をシステムに一度理解させた上で3Dモデルに再変換をかけているため、物体に近づいても景観を劣化させずに表現することが可能になっています。
また、従来の3D地球儀だと写真に写り込んだ看板や広告などの肖像権や著作権を犯した状態で提供されることが大半で、企業がそのまま活用するのは法的にグレーな状態が続いていました。今回は地上の構造物を学習させた上で、AIによって看板などを除いた確率的に最も近い3Dモデルを自動生成させる手法をとっているので、従来のグレーゾーンの問題も気にせずに利用できるというメリットがあります。
(略)
当社では、「①衛星データ活用」「②人工知能技術(機械学習/深層学習)」「③3DCG技術」という三つの異なる分野のテクノロジーを融合させることで、現実世界をバーチャル空間上に再構築するAIアルゴリズムの開発を進めてきました。