ユーザーがプロダクトを使いはじめ、使い続けるには
この世のほとんどのプロダクトは、テクノロジーとコミュニティーの両輪で成立している。
ユーザーはテクノロジーにランディングし、コミュニティーによって使い支えられる。
コミュニティーに支えられたユーザーは再びテクノロジーを利用し、成果をコミュニティーへ還元する
そうして両者を行き来し続けることで、ユーザーはプロダクトを使い続け、安全性を感じ、時間を投資し、成長する
具体的にはどういうことか
テクノロジー
成果物を作るための機能、成果物はコミュニティーへ還元できる
投稿機能・配信機能・お絵かき機能など、そのプロダクトを認知・認識する引きとなる機能である
コミュニティー
テクノロジーを通して制作された成果物の価値を最大化する場
閲覧機能・リアクション・通知・ランキングなど、そのプロダクト利用者同士を繋ぐ機能であり、場である
ユーザーがプロダクト内外で適切に循環する「速度」と「規模」が、流通額を生み出す
テクノロジーとコミュニティーのいずれかを片手落ちとしているプロダクトは、成長が難しいことが多い
https://gyazo.com/34dae184d6dafcc59bbca2af35ea8922
プロダクトの外界はマーケティングの領域であり、マーケティングの責務は外界のユーザーをプロダクトへ引き込むこと
どのようなレベルのユーザーをいつランディングさせるか
プロダクト外へ出たユーザーにどうリテンションをかけるか
etc.
そして、プロダクトの責務はランディングしたユーザーに継続して利用してもらうこと
Techへランディングしたユーザーを素早くCommへ到達させ、魅力に気付いてもらう
魅力に気付いたユーザーのモチベーションをCommにより保ち、Techを使い続けてもらう
Productの魅力や利点を十全に感じてもらい、使い続けてもらう
PMMとPdMがいる場合、上記の図のようにTech/Commの内・外で分業するとデリゲーションがうまく行きやすい。
このようなことは避けるべきである。
ユーザーが他Commと比較した時に、乗り換えてしまう
ユーザーがモチベーション減衰やライフステージ変化により、類似Techから完全離脱すること
類似したTechの技術を用いた成果物をCommへ還元してくれるのであれば、大きな問題とはならない
Techはユーザーを引き込み、きっかけを作る
Commはユーザーを引き留め、モチベーションを高める