バルト三国
バルト三国(バルトさんごく、英: Baltic states、露: Прибалтика、独: Baltische Staaten、波: Kraje bałtyckie)は、バルト海の東岸、フィンランドの南に南北に並ぶ3つの国を指し、北から順に、エストニア、ラトビア、リトアニアである。 エストニア人は、フィン人と近縁の民族で、エストニア語はフィンランド語と同じウラル語族である。一方、ラトビア人とリトアニア人はバルト系民族(印欧語族バルト語派の話者)である。
三国の宗教事情は大きく異なる。リトアニアは過去に同一の王国を形成したポーランドの影響を深く受けたため、国民のほとんどはローマ・カトリックの信者である。ラトビアではプロテスタントのルター派が多い。エストニアでは国民の半数以上が無宗教である。
特徴:バルト諸語は母音に長音記号やチルダ風の符号が多い。