第1期第3回「遊びの場としての野外劇──予期せぬ『ノイズ』を取り込む創造のエネルギー」(2023-04-22)
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講義時間:288分
事前レポート
講義にむけて、先生からめちゃくちゃ熱いメッセージ(必読!)をいただきました。なによりもまずこちらをお読みください。
遊びの哲学における近年の話題の書『プレイ・マターズ』の著者ミゲル・シカールは反論を繰り出します。(…)「ホイジンガの言うてる『ルールが決まった遊び』なんかより、日常生活をハックする『遊び心』のほうが遊びの本質やろ!」ってな感じです。
野外劇やアングラ演劇は、既存のルールを疑って劇場の外に飛び出し、「”公”と”私”を撹乱するもの」だと、先生からのメッセージにもありました。言い方はちがえども、これってシカールの言う遊びの精神とけっこう似ているのかも……? イベントでは、そんな話題にも触れることができればと思っています。
触れたいテーマは他にもあります。梅山先生のメッセージにある「ぐだぐだ」感と「共に生きるすべ」の関係です。
(…)じつはこの話は、古田先生の講義で紹介された「言語ゲーム論」や、東浩紀の論文「訂正可能性の哲学、あるいは新しい公共性について」(『ゲンロン12』)と大いに関わってくるのではないか、と踏んでいます。
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講義メモ